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メタボリックシンドロームになると、ドミノのように連鎖的に様々な病気が起こることは、「メタボリックドミノとは?」のページで解説・紹介しました。
メタボリックシンドロームから発生する病気は、「高血圧」、「脂質異常症(高脂血症)」、「糖尿病」、「動脈硬化」、「心疾患(狭心症・心筋梗塞)」、「脳卒中」、「脂肪肝」、「慢性腎臓病(CKD)」、「歯周病」、「高尿酸血症(痛風)」、「胃食道逆流症」、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」、など様々なものがあります。
このページからは、これらの病気について見ていきましょう。
糖尿病とは、血液の中のブドウ糖が常に多すぎてしまう状態になる病気です。
血液の中のブドウ糖が多い状態が続くと、いろいろな合併症(他の病気)を引き起こしてしまいます。これが糖尿病の怖いところなのです。
メタボリックシンドロームは、食べ過ぎや運動不足などによる肥満から発生しますが、糖尿病もまた、食べ過ぎ・運動不足・肥満などが原因となります。
ですから、糖尿病とメタボリックシンドロームは大きく関わっていると言えます。
糖尿病についてさらにくわしくは、「糖尿病」のカテゴリをご覧下さい。
メタボリックシンドロームになると肥満しているために、血液の量も増え体も大きくなり、全身の隅々まで血液を送るために強い血圧が必要になるので、高血圧になりやすくなってしまいます。
またメタボリックシンドロームによりインスリン抵抗性になることでも、血圧は上がります。
高血圧の原因や、正常な血圧値、高血圧の症状、高血圧の治療、などの高血圧の情報についてくわしくは、「高血圧」のカテゴリをごらんください。
脂質異常症(高脂血症)とは、血液の中のコレステロールや中性脂肪などの量が異常に増えている状態のことです。
脂質異常症の原因は、主に食生活や運動不足です。これはメタボリックシンドロームの原因とほぼ同じであることから、脂質異常症とメタボリックシンドロームは深い関係にあるといえます。
脂質異常症(高脂血症)の原因や、正常値と異常値、脂質異常症の症状、脂質異常症の治療、などの脂質異常症の情報についてくわしくは、「高脂血症(脂質異常症)」のカテゴリをごらんください。
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