高脂血症の症状

- 高脂血症の症状と基礎知識について解説(脂質異常症)

高脂血症症状

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高脂血症の症状
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     高脂血症の症状


自覚症状がない!

高脂血症(脂質異常症)の症状は、まったく何もありません。つまり、高脂血症になっても自覚症状が無いんです。

自覚症状が無い、というところが高脂血症のやっかいなところです。本人が気付かないうちに、高脂血症になり、どんどんと病気は進行していくからです。

高脂血症とは、血液の中のコレステロール中性脂肪がとても多い状態がずっと続いてしまう病気なのですが、血液の中のコレステロールや中性脂肪が増えてそれだけで終わってくれれば、とくに何も問題はなく、怖いものではないんです。

問題なのは、血中に増加したコレステロールや中性脂肪が血管に悪影響を及ぼし、「動脈硬化(どうみゃくこうか)」を発生させてしまう点にあるのです。

動脈硬化になると、血管が硬くもろくなり、また血管が狭くなったりして血流が悪くなり、狭心症(きょうしんしょう)心筋梗塞(しんきんこうそく)脳卒中(のうそっちゅう)、など他の臓器の機能などに障害をもたらしてしまいます。

動脈硬化には症状があるのかというと、動脈硬化も自覚症状が無いんです。ですから、知らない間に高脂血症になり、さらに動脈硬化になり、症状が出たときには他の臓器が悪くなっている、ということになってしまいます。

ですから、定期的な検査をすることは大切ですし、高脂血症であると診断されたら、自覚症状がないからと放置しないで、状態が軽い間に治療を行うことが大切です。



まれにある症状とは?

高脂血症は基本的に自覚症状がない病気ですが、まれに自覚症状がでる場合もあります。

家族性高脂血症(家族性高コレステロール血症)のように、コレステロール値が異常に高い状態が続いたり、または中性脂肪値が異常に高い状態続いたりすると「黄色腫(おうしょくしゅ)」が発症します。

また、黒目の回りに白い輪ができる「角膜輪(かくまくりん)」が発生することもあります。

黄色腫とは、アキレス腱が太く厚くなったり、まぶた、指・ひじ・ひざの関節、手のひら、などにコレステロールの固まりができるものです。よくみられるのは鼻に近いところのまぶたに発生する「眼瞼黄色腫(がんけん おうしょくしゅ)」です。



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