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動脈硬化の恐怖 |
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高脂血症(脂質異常症)の怖さは、動脈硬化を引き起こしてしまう点にあります。
動脈硬化とは、血管(動脈)の内側(血液が流れる部分)の壁にコレステロールなどの脂肪がこびりついてしまい、血管が狭くなり血流が悪くなったり、血管が硬くもろくなってしまう病気です。
動脈硬化がさらに悪化すると、血管が詰まってしまい、「脳梗塞(のうこうそく)」や「脳出血」、「心筋梗塞(しんきんこうそく)」などの命に関わる病気になる危険が高くなってしまいます。
※さらにくわしく「動脈硬化とは?」
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動脈硬化の原因 |
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動脈硬化の原因は高脂血症(脂質異常症)だけではなく、老化により誰でも起こりやすくなり、また、糖尿病や高血圧などの病気や、喫煙などでも起こりやすくなります。
つまり、動脈硬化は高脂血症以外の様々な原因により起こり、またそれらの病気などの原因が同時に起これば起こるほど、さらに動脈硬化になりやすくなってしまうのです。
高脂血症(脂質異常症)、高血圧、糖尿病、などの病気や、喫煙、肥満、ストレスがあるなど、複数に当てはまってはいませんか?とても危険ですよ。
※さらにくわしく・・・・
「動脈硬化の原因@」
「動脈硬化の原因A〜活性酸素」
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自覚症状がない! |
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さらに、動脈硬化の怖いところはまだあります。それは高脂血症と同じ、「自覚症状がない」ということです。
つまり、病気が発症して、病院で調べてみるとその原因が動脈硬化だった、というように、気付いたときには動脈硬化は進行していて別の病気を引き起こすのです。
ですから、動脈硬化にならないために、高脂血症や、糖尿病、高血圧、などの病気や喫煙などにも注意が必要なのです。
※次のページ「高脂血症と動脈硬化A」へ続く・・・・
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