脳出血とは

- 脳出血とは?原因・症状・検査・治療について解説

脳出血とは

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳出血(のうしゅっけつ)について解説しています。脳出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳出血はとても危険な病気なのです。ですから脳出血について理解し、脳出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳出血とは?


 脳出血とは、脳の中の細い血管(動脈)が切れて、大脳・小脳・脳幹(のうかん)、の脳の実質内に出血してしまう病気で、「脳内出血」とも呼ばれます。

 また出血すると血が固まって「血腫(けっしゅ:内出血のために体内の 1ヶ所に血液がたまっている状態)」になるので、「脳内血腫(のうないけっしゅ)」とも呼ばれます。

 脳出血が起こると、血腫により周りの脳が圧迫されて、「意識障害」、「運動麻痺」、「感覚障害」、などの症状が発症し、脳の機能が低下します。

 また、血腫が大きくなると脳がむくむ「脳浮腫(のうふしゅ)」により頭蓋骨の中の圧力が高くなって脳へのダメージがさらに大きくり「脳ヘルニア」を起こして、最悪の場合は死亡してしまいます。


・脳ヘルニアとは?

 脳ヘルニアとは、何らかの原因により頭蓋骨の中に血腫(けっしゅ)や脳浮腫(のうふしゅ)などの脳のむくみが起こると、頭蓋骨の中の圧が高くなって、結果として脳自体に圧力がかかり続けます。これを「頭蓋内圧亢進(ずがいないあつこうしん)」といいます。

 脳ヘルニアは頭蓋内圧亢進の最終段階ともいえるもので、頭蓋骨の中の圧力が限界まで高くなることで、軟らかい脳は他の組織を押し込んでずれてしまいます。組織が押し出されることをヘルニアといいます。

 押し出された脳は、深部にある脳幹部(のうかんぶ)などの生命維持中枢を圧迫し、呼吸や心臓の機能を損ない、最悪の場合は死亡してしまいます。



 脳出血が起こる脳の場所は、高血圧が原因の場合は脳の深い部分です。高血圧以外の原因の場合は、脳の表面の部分に起こることが多いです。

 以前は、脳卒中といえば脳出血というぐらい、脳卒中の中ではいちばん患者数が多かったのですが、現在では脳梗塞の方が多くなっています。


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