脂肪の種類

- 脂肪の種類と脂肪酸について解説(脂質異常症)

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高脂血症の食事療法D〜脂肪の種類
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脂肪(脂質)は3大栄養素の一つでもあり、とても大切なものです。ただ、脂質を取りすぎると肥満になってしまうので、高脂血症(脂質異常症)の方はうまく制限していく必要があります。

脂肪には脂肪酸というものが含まれています。脂肪酸とは、食品の中に含まれている脂質の主な成分で、2つの種類があります。

それが「飽和脂肪酸(ほうわ しぼうさん)」と「不飽和脂肪酸(ふほうわ しぼうさん)」です。

そして、「不飽和脂肪酸」は、さらに「一価不飽和脂肪酸(いっか ふほうわ しぼうさん)」と「多価不飽和脂肪酸(たか ふほうわ しぼうさん)」の2つの種類があります。


飽和脂肪酸(ほうわ しぼうさん)は、主に動物性の油に多く含まれるもので、血中コレステロールを増やす働きがあるため、あまり取らない方がよいとされている脂肪酸です。

一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸は、コレステロールを下げる働きがあるので、体に良いとされている脂肪酸です。一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸では、多価不飽和脂肪酸のほうがコレステロールを下げる効果が高いです。


ただ、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸)はバランスよくとることが健康のためには良いです。

飽和脂肪酸はコレステロールを増やす働きがあるとはいえ、私たちの体には必要なものなので、飽和脂肪酸はまったくとらず、不飽和脂肪酸ばかりとるというのはよくありあせん。不飽和脂肪酸も取りすぎると肥満の原因になります。

脂肪酸を取る配分としては、飽和脂肪酸が 1、多価不飽和脂肪酸が 1、一価不飽和脂肪酸が 1.5、にするとよいでしょう。



それでは次のページからは、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸)についてもう少しくわしくみていきましょう。

※次のページ「高脂血症の食事療法E〜飽和脂肪酸」へ続く・・・・



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