脳卒中と脳梗塞

- 脳卒中と脳梗塞の原因・症状・検査・治療について解説

脳卒中脳梗塞

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳梗塞(のうこうそく)について解説しています。脳梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳梗塞はとても危険な病気なのです。ですから脳梗塞について理解し、脳梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
脳梗塞 一覧へ 脳梗塞とは?@
 スポンサーリンク
     脳梗塞とは?@


 脳梗塞とは、脳の血管が血の固まりである「血栓(けっせん)」により詰まってしまうことで起こる病気です。

 血栓により血管が詰まると血流が止まってしまうので、詰まった先の血管の血液により酸素や栄養をもらっていた脳細胞が壊死(えし)してしまい(死んでしまい)、体の機能に様々な障害が出てしまいます。

 脳細胞は、血流が止まってから約3〜4分ぐらいで死んでしまいます。死んだ脳細胞が復活することはありません。

 ですから脳梗塞が起こったら、なるべく早く病院に着いて処置を行う方が治療後の状態(予後)も良くなります。

 さらに、血管(動脈)が詰まった原因や、その血管の位置、太さ、さらに年齢などのいろいろな要素によって、治療法や治療後の状態(予後)も変化します。



脳の血管が詰まる2つの原因

 脳の血管が詰まる原因は、「脳の血管に問題があって起こる」場合と、「心臓病が原因で起こる」場合の 2つがあります。


 「脳の血管の問題」とは、「脳の血管に起こる動脈硬化(どうみゃくこうか)」のことです。

 動脈硬化とは、血管の内側の壁(血液が流れるところ)にコレステロールなどがくっついてたまってしまうことで、血管が硬くもろくなってしまう病気です。

 脳の血管で動脈硬化が起こって血管が塞(ふさ)がってしまうと、脳梗塞になってしまいます。

 脳の血管の動脈硬化が原因で血管が塞(ふさ)がって起こる脳梗塞のことを、「脳血栓症(のう けっせん しょう)」といいます。


 「心臓病が原因」とは、「心房細動(しんぼうさいどう)」や「洞不全症候群(どうふぜん しょうこうぐん)」などの心臓の病気が原因で起こる、ということです。

 それらの心臓病により、心臓の中で血栓ができてしまい、その血栓が血流にのって脳の血管に到達してしまうと、脳の血管で詰まって血流を止めてしまうことがあり、脳梗塞が発症してしまいます。

 心臓で発生した血栓が血流にのって脳の血管で詰まって起こる脳梗塞のことを「脳塞栓症(のう そくせん しょう)」といいます。



※次のページ「脳梗塞とは?A」へ続く・・・・


スポンサーリンク


次のページ「脳梗塞とは?A」へ進む

脳梗塞 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved