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動脈硬化と活性酸素 |
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活性酸素は、動脈硬化を促進(そくしん)させます。
活性酸素とは、活性化された酸素のことで、酸化力の強い酸素です。つねにある程度の量の活性酸素が体内に存在して、ウイルスなどの侵入物を退治するという重要な働きをしています。
ただ、活性酸素も量が多すぎてしまうと、細胞を酸化させて傷つけ、血管の老化を早くしたり、血液の中の余分なコレステロールを酸化させたりすることで、動脈硬化の発生する危険を高くしてしまいます。
また、他にも癌(がん)の発生する危険を高めるなど、様々な身体へ悪い影響をもたらしてしまいます。
ですから、活性酸素を体内に増やしすぎないようにすることは、動脈硬化の予防につながります。
活性酸素が増えてしまう原因は、喫煙(たばこ)、ストレス、アルコール(飲酒)、大気汚染(排気ガス)、強い紫外線、激しい運動、残留農薬、病原菌、などです。
また、呼吸によって体内に入る酸素の約 2%が、エネルギー発生の時に活性化して活性酸素になると言われています。
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