※前のページ「高脂血症の診断と検査B〜診断基準U」の続きです↓
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定期的な検査を受けましょう! |
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高脂血症(脂質異常症)は自覚症状がないので、定期的な検査を受けることが大切です。特に40歳を超えている人なら、1年に1回は検査を受けるようにしましょう。
会社などで実施されている健康診断があればそれで問題はありませんが、自由業などで特に定期検査がない方は自分で検査を受ける月を決めて、毎年健康診断を受けるようにしましょう。
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検査を受ける場所 |
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高脂血症の検査を受ける場所は、大きな病院でも近くの病院でもどちらでも問題ありません。受ける科は「内科」です。「代謝科」や「内分泌科」がある場合はそちらの方がいいでしょう。
ただ、高脂血症でも、「家族性高コレステロール血症」の可能性がある場合は、特別な検査が必要なので、大きな病院にいったほうがいいでしょう。
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再検査について |
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健康診断などの検査で異常値がでたら、再検査を行います。
再検査を行うときは、再検査までの間、食事に注意します。例えば、コレステロール値の異常があった人なら、コレステロールの多い食品(卵など)や肉の脂身を控えたりします。中性脂肪値の異常があった人は、アルコールや糖質を控えたり、1日のカロリー摂取量を適正値まで制限したりします。
他にも、再検査を受ける時は医師から様々な注意や指示がされますので、しっかり守りましょう。再検査をめんどくさがらずに、必ず受けるようにしましょう。
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