※前のページ「高脂血症の食事療法H〜抗酸化物質U」
コレステロール値の高い人(高コレステロール血症の人)は、コレステロールの高い食品を制限する必要があります。
ただ、だからといって高コレステロールの食品をまったく食べないというのもよくありません。
食べられるのであれば、できるだけ食べたいと思いますよね。ですから、食べて良い分は食べて、制限する分は制限するというようにすることがベストです。
健康な人の 1日のコレステロールを取る量は、約300mg〜400mgと言われていますが、高コレステロール血症の人では、300mg以下に制限していきます。
ただ、それでもコレステロール値が高くなってしまう場合は、さらに 200mg以下に制限していくことになります。
高コレステロールの食品をどれぐらい制限していくのかの細かいことに関しては、患者さんの状態により大きく変わります。高コレステロール血症の程度が軽い人では制限もゆるくなりますし、重い人であればある程度神経質になる必要もあります。
ですから、必ず医師に相談して、自分が何をどれぐらい食べてもいいのかをしっかり知っておきましょう。
それでは次のページでは、卵と高コレステロール食品について見ていきましょう。
※次のページ「高脂血症の食事療法J〜コレステロール食品U」へ続く・・・・
|