中性脂肪

- 中性脂肪とコレステロールについて解説(脂質異常症)

中性脂肪とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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コレステロールと中性脂肪B〜中性脂肪とは?
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     コレステロールと中性脂肪B


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中性脂肪とは?

中性脂肪はコレステロールとはちがうものです。どちらも脂質(脂肪)なのですが、その働きは違います。

中性脂肪とは、私たちの体のエネルギー(燃料)となるものです。中性脂肪もコレステロールのように体内(肝臓)で合成されますが、食品からも体内へ取り入れられます。

体の中では、エネルギーとしてはまず「糖質」が最初に利用されます。ただ、糖質が足りなくなると肝臓や脂肪細胞にたくわえられている中性脂肪がエネルギーとして使われます。

使われなかった中性脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪としてたくわえられて、体温が失われないようにしたり、臓器を外部の刺激から守る働きをします。

また、中性脂肪はそのエネルギーによって体温調整のための熱を作り出します。

ただ、食品から過剰な量の中性脂肪を取りすぎたり、日頃から運動不足でエネルギーを消費しないと、血液の中に中性脂肪が増えすぎてしまい、「高中性脂肪血症(こう ちゅうせいしぼう けっしょう)」になってしまいます。

そしてそのまま治療しないでいると、動脈硬化になってしまい、動脈硬化が進むと狭心症(きょうしんしょう)心筋梗塞(しんきんこうそく)脳卒中などの病気が発症してしまいます。

さらに皮下脂肪や内臓脂肪もどんどんとたまってしまい肥満になり、様々な病気脂肪肝急性膵炎)になる危険性も高くなってしまいます。



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