中性脂肪と病気

- 中性脂肪と病気・合併症について解説(脂質異常症)

中性脂肪病気

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高脂血症により起こる病気C
〜高中性脂肪血症〜
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急性膵炎 (きゅうせい すいえん)

高中性脂肪血症(中性脂肪が多い状態)により、中性脂肪値が 1500mg/dl 以上と極端に高い場合には、「急性膵炎(きゅうせいすいえん)」が起こることがあります。

急性膵炎とは、何らかの原因により活性化された膵酵素(すいこうそ)によって、自分の膵臓(すいぞう)を消化してしまことで、膵臓やその他の臓器に炎症と障害が起きて痛みを感じる病気です。急性膵炎と慢性膵炎があります。

急性膵炎は、高中性脂肪血症が原因でも起こりますが、アルコール(飲酒)、胆石(たんせき)、などにより起こることの方が多いです。

急性膵炎の症状は、みぞおちから左上腹部の痛みです。痛みは背部にも広がることがあります。痛みの強さは軽いものから激痛までさまざまです。また、吐き気、嘔吐、腹部膨満感(ふくぶ ぼうまんかん)、食欲不振、発熱、などが起こることもあります。



脂肪肝 (しぼうかん)

脂肪肝とは、肝臓に脂肪がつきすぎてしまう病気です。肝臓の脂肪が10%を超えると、肝臓の細胞の中に脂肪滴(しぼうてき)という泡状のものが現れます。この脂肪滴(しぼうてき)がたまった肝臓の細胞が全体の約30%を超えたら、「脂肪肝」と呼ばれます。

慢性の脂肪肝は、高脂血症(高中性脂肪血症)や、肥満糖尿病、などにより起こることが多いです。

中性脂肪が、皮下や内臓にがたまると肥満になりますが、肝臓にたまると脂肪肝になります。



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