高コレステロール血症と病気

- 高コレステロール血症と病気・合併症について解説(脂質異常症)

高コレステロール血症病気

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
高脂血症(脂質異常症)
一覧へ
高脂血症により起こる病気B
〜高コレステロール血症U〜
 スポンサーリンク
     高脂血症により起こる病気B


※前のページ「高脂血症により起こる病気A」の続きです↓


間欠性跛行 (かんけつせいはこう)

高コレステロール血症により、動脈硬化が足の末梢動脈(まっしょうどうみゃく)に起こると、間欠性跛行症(かんけつせいはこうしょう:間歇性跛行症)になってしまいます。

間欠性跛行症とは、5〜10分間など決まった時間歩くと、腰や足が痛くなり、少し休むと痛みが消えてまた歩けるようになる状態のことです。

歩いているうちにふくらはぎなどが痛みはじめます。症状の出始めのころは少し休むだけで痛みは消えますが、またちょっと歩くと痛みが出て、休み休みでないと歩けなくなります。

間欠性跛行症は、動脈硬化(閉塞性動脈硬化症:へいそくせい どうみゃく こうかしょう)による血流異常が原因で起こる場合と、腰部脊柱管狭窄症(ようぶ せきちゅうかん きょうさくしょう)による神経が原因により起こる場合があります。



腎硬化症 (じんこうかしょう)

腎硬化症とは、腎臓の動脈に動脈硬化が発生することにより、腎臓への血液の量が減り、腎臓の機能が低下して老廃物の排出に障害が出てくる病気です。「良性腎硬化症」と「悪性腎硬化症」があります。

自覚症状がないことが多い病気です。ただ、若い人に多い悪性腎硬化症では、突然の激しい頭痛、動悸(どうき)、息切れ、視力障害などが起こり、急速に腎臓の機能が低下して、尿毒症(にょうどくしょう)や心不全になり、死亡してしまう場合もあります。



胆石 (たんせき)

胆石(たんせき)は、動脈硬化とは直接的には関係はありませんが、高コレステロールにより発症する病気のひとつです。

胆石とは、肝臓から分泌(ぶんぴつ)される胆汁(たんじる)に含まれるコレステロールなどの成分が、胆嚢(たんのう:肝臓の右下にある臓器)や、胆汁の流れ道である胆管で固まって詰まってしまう病気です。

胆石の症状としては、みぞおち、右のわき腹の痛み、背中の痛み、腰痛、肩こり、大量の汗、などです。

ただ、痛みは長時間続くことはないので、腹痛や胃けいれんと間違ってしまうことが多いです。



それでは次のページでは高中性脂肪血症により引き起こされる病気について見ていきましょう。

※次のページ「高脂血症により起こる病気C」へ続く・・・・



スポンサーリンク


次のページ「高脂血症により起こる病気C」へ進む
前のページ「高脂血症により起こる病気A」へ

高脂血症(脂質異常症) 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved