高脂血症の診断基準

- 高脂血症の診断基準について解説(脂質異常症)

高脂血症の診断基準

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高脂血症の診断基準

血液検査により調べられた、「総コレステロール値(TC)」、「HDLコレステロール値(HDL:善玉コレステロール)」、「中性脂肪値(トリグリセリド値:TG)」の 3つの数値を見ます。

高脂血症(脂質異常症)と判断される基準値は下記の通りです。下記の数値にひとつでも当てはまると、高脂血症であるとされます。

※高脂血症は、「脂質異常症(ししつ いじょう しょう)」という名称に変更され、診断基準の項目も少し変更になりました。くわしくは「脂質異常症とガイドライン」のページをごらんください。


▼高脂血症の診断基準値
高コレステロール血症  総コレステロール 220mg/dl以上
高LDLコレステロール血症  LDLコレステロール 140mg/dl以上
高中性脂肪血症
(高トリグリセリド血症)
 トリグリセリド 150mg/dl以上


注意して欲しいのが、高脂血症の診断基準はあくまで他の病気が無い場合になります。動脈硬化の危険因子がある場合(高血圧糖尿病肥満、喫煙、他)は数値はもっと低く設定して判断することになるので注意してください。



低HDLコレステロール血症にも注意!

動脈硬化に関わる脂質異常として「低HDLコレステロール血症」の数値も無視できません。(高脂血症が「脂質異常症」と名称が変更されと同時に、「低HDLコレステロール血症」の数値が診断基準の一つとされました。くわしくは「脂質異常症とガイドライン」のページをごらんください。)

HDLコレステロールとは善玉コレステロールのことです。善玉コレステロールは動脈硬化になりにくくする働きがあるので、この数値が低いと動脈硬化の危険性が高まるとされるので、よくありません。

下記の数値に当てはまると「低HDLコレステロール血症」と診断されます。


▼低HDLコレステロール血症の診断基準
低HDLコレステロール血症  HDLコレステロール 40mg/dl未満



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