※前のページ「メタボ健診の検査項目@〜腹囲の測定」の続きです。
※メタボ健診(特定検診)について最初から見たい方は、「メタボ健診(特定健診)とは?」のページをご覧下さい。
|
メタボ健診〜血糖(血糖値) |
|
|
血糖とは、血液の中に含まれているブドウ糖(グリコーゲン)のことです。
このブドウ糖が血液の中に多くありすぎると「高血糖」の状態となり、そのまま高血糖の状態が続くと、「糖尿病(とうにょうびょう)」になってしまう危険性があります。
糖尿病になると、動脈硬化が進行して、「目の網膜(糖尿病性網膜症)」、「腎臓(糖尿病性腎症)」、「神経(糖尿病性神経障害)」、などに異常が起こる「合併症(がっぺいしょう)」が起こってしまいます。
他にも、狭心症(きょうしんしょう)、心筋梗塞(しんきんこうそく)、脳梗塞(のうこうそく)、白内障(はくないしょう)・緑内障(りょくないしょう)、脂肪肝(しぼうかん)、高脂血症(こうしけっしょう)、高血圧、免疫力の低下から発症する病気、など、さまざまな病気のリスクが高くなるので、血糖の状態を知ることはとても大切なことです。
血糖の検査は、血液を採取して調べます。メタボ健診(特定健診)では、「空腹時血糖(くうふくじけっとう)」と「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の2つの検査のうち、どちらかを選択します。
また、メタボ健診による「空腹時血糖」と「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の検査は、糖尿病になる前の段階で発見して対処する目的のため、糖尿病の検査よりも厳しい基準値に設定されています。
それでは次のページでは、「空腹時血糖」と「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の2つの検査についてくわしく見ていきましょう。
※次のページ「メタボ健診の検査項目B〜血糖U」へ続く・・・・
|