抗がん剤での治療

- がん(ガン・癌)の抗がん剤での治療について解説。

抗がん剤治療

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 このページでは、がん(ガン・癌)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、自分自身、そしてご家族を守るれるように、がんの様々な種類や、がんの症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報を知って、癌を予防しましょう!
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     抗がん剤治療(化学療法)T


化学療法とは、抗がん剤という、ガンの増殖をおさえてがんを死滅させる効果のある薬を、点滴や内服(飲み薬)により使う治療方法です。

抗がん剤治療では、がんの種類によっては抗がん剤だけでがんを完全に消滅(完全寛解)させることができます。例えば、悪性リンパ腫白血病精巣がん(睾丸がん)絨毛がん(じゅうもう がん)、などです。

しかし、他のがんでは、抗がん剤だけの治療でがんを治すことはできません。手術放射線治療などを組み合わせて、がんに適した治療法を行うことで、完治できる場合もあります。様々な治療法を組み合わせて行う治療を「集学的治療(しゅうがくてき ちりょう)」といいます。

集学的治療では、抗がん剤は、手術の前に使ってがんを小さくしたり、手術の後に取り残したがんがある可能性が考えられる場合に再発転移を防止するために使われたりすることが多いです。

食道がんでは、放射線と抗がん剤を併用する「放射線化学療法(ケモラジ)」で、手術と同じぐらいの治療効果が期待できます。(食道がんの内視鏡・抗がん剤治療食道がんの放射線治療



抗がん剤と副作用

抗がん剤は、がん細胞が細胞分裂できなくして、増殖できないようにして、死滅させる薬です。これががん細胞だけを攻撃してくれればよいのですが、がんだけでなく、正常な細胞にも作用してしまいます。

つまり、抗がん剤が正常な細胞の増殖をも妨害してしまうのです。もちろん、なるべく正常な細胞には作用せず、がん細胞だけに作用する抗がん剤が使われるのですが、正常細胞が攻撃されてしまうことで、様々な副作用が発生してしまいます。

抗がん剤による副作用としては、白血球や血小板の減少、髪の毛が抜ける、吐き気、嘔吐(おうと)、などです。



抗がん剤と使用期間

抗がん剤を使う期間は、1〜3週間を「1クール」として、2〜8クール行います。はっきりとした期間はがんの種類やその状態により様々です。1クール行ったら1〜3週間ぐらい休んで、また次のクールを行います。

抗がん剤に攻撃されたがん細胞は回復することはできませんが、正常細胞は 3週間ぐらいで回復するので、間に休む必要があるわけです。

ただ、抗がん剤治療をある回数以上くり返していると、効果が期待できなくなることが多いです。



それでは次のページでは、分子標的治療薬について見ていきましょう。

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