がんの転移

- がんの転移と基礎知識について解説。(ガン・癌)

がん転移

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 このページでは、がん(ガン・癌)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、自分自身、そしてご家族を守るれるように、がんの様々な種類や、がんの症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報を知って、癌を予防しましょう!
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     がんの転移


転移とは?

がんの恐ろしい特徴の 1つに、「転移(てんい)」があります。

転移とは、がんが最初に発生した場所(原発巣:げんぱつそう)で、進行して大きくなったがん細胞が、さらに体の全身へと移動して、移動先でまた増殖して大きくなることです。

転移することで、がんは体中に発生していまうので、治療も大変困難になり、生命に危険が及ぶ可能性も高くなります。



転移のタイプ

それでは、がんはどのように体に様々な場所へと転移するのでしょうか?

転移のタイプ(型)としては、「血行性転移(けっこうせい てんい)」、「リンパ行性転移(りんぱこうせい てんい)」、「破壊性転移(はかいせい てんい)」、「接触性転移(せっしょくせい てんい)」の 4つがあります。

その中でもよく起こるのが、「血行性転移」と「リンパ行性転移」です。

それは、各転移のタイプについて見ていきましょう


▼ 転移のタイプ(型)
血行性転移(けっこうせい てんい) -
 血行性転移とは、原発巣のがん細胞が血液にのって体の様々な場所へと転移するタイプです。転移としてはよく見られるものです。
リンパ行性転移(りんぱこうせい てんい) -
 リンパ行性転移とは、原発巣のがんが近くのリンパ節へ入って、リンパ腺を壊しながらリンパ液により体の上の方へと運ばれ、最後には左の鎖骨(さこつ)の部分から静脈(じょうみゃく)に入って、全身の様々な場所へ転移するタイプです。転移としてはよく見られるものです。
破壊性転移(はかいせい てんい) -
 がんがどんどんと大きくなり、周りの臓器や組織を破壊して、さらにがんが移っていくタイプです。
接触性転移(せっしょくせい てんい) -
 がんが発生した臓器から、その臓器に接触しているとなりの臓器へ移っていくタイプです。



がんの転移する場所

がんは、発生した場所によって、転移する場所がある程度わかります。下記に一例を紹介します。


肺がんでは、肝臓・腎臓・骨・副腎(ふくじん)・脳、に転移しやすいです。まれに膵臓(すいぞう)にも転移します。

胃がんでは、肺・肝臓、の 2つがもっとも転移しやすい場所で、さらに、骨・副腎(ふくじん)・腎臓・膵臓(すいぞう)、などです。

大腸がんでは、肝臓がもっとも多く、肺・骨・脳、などへも転移します。

肝臓がんでは、肺に転移しやすいです。

乳がんでは、骨・肺・肝臓、に転移しやすいです。


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