大腸ガン

-大腸ガンの症状・手術・治療・予防などについて解説。(だいちょうがん)

大腸ガンとは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも大腸がん(大腸癌)について紹介しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそ大腸ガンについてしっかり目をむけて、大腸癌の様々な種類や、症状・原因・治療・検査、さらに気になるがんについての色々な情報などから、大腸がんの予防をしていきましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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大腸ガンの患者数と死亡者数

大腸ガンは増加してきています。大腸ガンになる人の人数は、がんの中でも 1位の胃ガンの次の 2位で、1年間で約 9万人の方が大腸がんになっています。

大腸ガンでの死亡者数は、1位が肺がん、 2位が胃がん、そして 3位が大腸がん(女性では1位)です。年間約 3万9000人の方が大腸ガンにより亡くなっています。

前述しましたが、大腸ガンは増加傾向にあるので、今後大腸ガンになる方の人数や死亡者数も増えていくだろうと考えられています。



大腸ガンと年齢

大腸ガンが発生しやすい年齢は、40歳〜70歳ぐらいで、一番なりやすい年齢は 60歳代といわれています。



大腸の構造

大腸の構造は下記のように、内側の粘膜層(小腸からの食物などが触れる部分)から 6つの層で出来ています。

 ・粘膜層 (ねんまくそう)
 ・粘膜筋層 (ねんまくきんそう)
 ・粘膜下層 (ねんまくかそう)
 ・固有筋層 (こゆうきんそう)
 ・漿膜下層 (しょうまくかそう)
 ・漿膜 (しょうまく)

がんが発生するのは粘膜の部分です。



大腸ガンの発生部位

大腸はがんの発生部位により、「結腸がん(けっちょうがん)」と「直腸がん(ちょくちょうがん)」の2つに大きく分けられます。

そして結腸は、盲腸(もうちょう)・上行結腸(じょうこうけっちょう)・横行結腸(おうこうけっちょう)・下行結腸(かこうけっちょう)・S状結腸(えすじょうけっちょう)に分類されます。

それではそれぞれについてのがん発生率を見ていきましょう。

 ・直腸 約 40%
 ・結腸 - 盲腸 約 6%
       上行結腸 約 13%
       下行結腸 約 5%
       横行結腸 約 8%
       S状結腸 約 28%

大腸がんは、直腸がんがもっとも多く、S状結腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・そして盲腸(虫垂)の順に低いことがわかります。



大腸ガンは早期発見で治る

大腸ガンの早期に分類されるのは、以下の2つの状態です。


粘膜内がん(mがん)
  がんが粘膜内にとどまっている状態
粘膜下層浸潤がん(ねんまくかそうしんじゅんがん/ smがん)
  粘膜下層まででとどまっている状態

そして、固有筋層より深く進行した大腸がんは「進行がん」ということになります。

大腸ガンは、早期発見して治療を受ければ完治できる可能性が高いがんです。



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