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胃がんと死亡者数 |
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がん(癌)の中でも、胃ガンは日本で一番患者数が多いガンです。
がんの中でも胃がんの死亡者数は 2位で、1位は肺癌(はいがん)です。約 5万人ぐらいの人が胃がんで亡くなっています。性別でみると、男性が
2位、女性が 1位です。
死亡者数だけでみると 2位になりますので、胃がんは治りにくいと感じるでしょうが、そうではありません。胃がんは患者数が多いため、死亡者数も数字的に多くなるだけで、胃がんは治癒率が高いガンです。
全てのがんの中でも、胃がんの割合は 20%以下です。以前は半数以上でしたので、かなり治る確率が上がってきています。
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胃がんと年齢 |
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胃がんになる年齢は、男女ともに 30代から増え始め、男性では 50代、女性では
40代にピークがあります。
年齢が高くなるにしたがって男性の胃がん率が上がってきて、70歳を超えると男性が女性の
4倍以上になります。全体では男性のほうが女性の 2倍の患者数になります。
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胃がんの発生部位 |
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胃がんが発生する胃の場所は、胃の上の部分(胃上部)が約 20%、胃の真ん中の部分(胃中部)が約 40%、胃の下の部分(胃下部)が約 40%になります。正確にいうと胃下部の方が胃中部よりも発生確率が多いです。
それでは次のページでは、早期胃がんと進行胃がんについて見ていきましょう。
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