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肺がんによる死亡者数は・・・ |
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肺がんは、がんの中でも最も死亡者数が多い病気です。1993年に男性でトップとなり、1998年には男女合わせても第一位となり、年間 5万人を超える人が肺ガンで亡くなっています。そのうち約 70%が男性です。
最近では、肺がんへの感心もだいぶ高まってきて、定期的な検査などを受ける人が増えたため、初期での肺がんが発見される機会が多くなりました。
初期での肺がんの発見率が高まり、その分肺がんの治療成績はよくなってきているものの、まだまだ肺がんが発見されたときには、もうだいぶ進行してしまっているという方が多いです。患者数の半分以上は効果的な治療ができずに、長期生存が期待できないのが現実です。
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肺がんに気をつけたい年齢と喫煙・・・ |
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肺がんは、だいたい 40歳ぐらいから多く見られるようになり、50〜60歳の方にとても多く見られます。女性よりも男性の患者数の方が多いです。
そして、「タバコを吸う方は肺がんになりやすい」と言われていますが、これは本当です。肺がんの男性の約半分がタバコを吸うということがデータとして出ています。女性でタバコを吸う人も昔よりも増えたため、女性の肺がん発症率も上がってきています。
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肺がんの特徴は・・・ |
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肺がんは他のガンと比べて、他の臓器に転移しやすいという特徴があります。ですので、進行すると治療がとても難しくなります。肺がんの転移先で代表的なのは、脳・骨・肝臓などです。
それでは次のページでは、肺がんが発生する場所(発生部位)や肺がんの分類を見ていきましょう。
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