肺がんは、治療をしても再発してしまう可能性が少なくない病気です。T期(初期の段階)で手術した場合でも、およそ10〜20%の人が再発しているというデータもあります。
再発する場合は、約80%が肺から離れた場所への転移(遠隔転移)です。
転移する場所は、脳・骨・肝臓・副腎、などが多いです。 副腎とは、腎臓の上にくっつくようにして存在する小さな臓器で、様々なホルモンを産生する内分泌機能を有しています。
やっかいなのが、再発したがん細胞は抗がん剤へ耐性をもってしまっていることが多いので、最初の治療の時よりも治療の効果が低くなってしまうということです。
再発した肺がんへの治療は、手術療法(外科療法)や放射線治療、また違う抗がん剤を利用したりします。
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