胃がんの転移

-胃がんの転移について解説。(いがん)

胃がん転移

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも胃がん(胃癌)について紹介しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそ胃ガンについてしっかり目をむけて、胃癌の様々な種類や、症状・原因・治療・検査、さらに気になるがんについての色々な情報などから、胃がんの予防をしていきましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     胃がんの転移


胃は、食べ物が接触する部分の「粘膜層」から「粘膜筋板(ねんまくきんばん)」、「粘膜下層」、「固有筋層」、「漿膜下層(しょうまく かそう)」、「漿膜」、というように層になって作られています。

胃ガンは、胃の内側の粘膜層(ねんまくそう)から発生して、粘膜内をまず横に広がります。そして、胃壁(いへき)を外へ向かってどんどん浸潤(しんじゅん)していきます。

そしてそのうち胃壁の外側にがんが顔を出すようになります。



胃がんと転移

がんが筋層に食い込む前の早期がんでは、ガンの転移は少ないです。悪くてもガンの近くのリンパ節に少しの転移があるだけです。

粘膜層から粘膜筋板、粘膜下層、固有下層・・・と深くガンが進めば進むほど(浸潤するほど)、状態が悪く、転移しやすくなります。

がん細胞の転移には、「リンパ行性転移」、「血行性転移」、「腹膜転移」があります。

リンパ行性転移(りんぱこうせい てんい)
 リンパ管内に入って転移するもの、胃ガンの転移では最も多い

血行性転移(けっこうせい てんい)
 がん細胞が血管内に入って転移するもの

腹膜転移(ふくまくてんい)
 漿膜(しょうまく)にまで進んだがん細胞が腹腔内に飛び散るもの

胃の転移は、リンパ行性転移が一番多いです。これらの転移がおきてしまうと、手術だけでの治療では治りません。



それでは次のページでは、胃がんの治療について見ていきましょう。

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