胃がんの手術

-胃がんの手術・外科療法について解説。(いがん)

胃がん手術

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも胃がん(胃癌)について紹介しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそ胃ガンについてしっかり目をむけて、胃癌の様々な種類や、症状・原因・治療・検査、さらに気になるがんについての色々な情報などから、胃がんの予防をしていきましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
胃がん 一覧へ 胃がんの治療B〜外科的手術T
 スポンサーリンク
     胃がんの治療B〜外科的手術T


※前のページ「胃がんの治療A〜内視鏡手術


胃がんの手術(外科療法)とは?

日本では、胃がんでの手術をきっかけとして死亡してしまう可能性は世界で一番低く、2%以下というデータが出ています。

胃がんの手術には、

 ・幽門側切除術 (ゆうもんそく せつじょじゅつ)
 ・噴門側切除術 (ふんもんそく せつじょじゅつ)
 ・胃全摘術 (いぜんてきじゅつ)
 ・拡大手術 (かくだいしゅじゅつ)
 ・縮小手術 (しゅくしょうしゅじゅつ)
 ・再建手術 (さいけんしゅじゅつ)

など様々な種類があります。がんの発生した場所や、胃壁でどれだけガンが広がっているかなどから判断して、胃がんの切除方法が決定されます。

再建手術は胃がんのある胃の部分を切除した後に、胃が機能するように形作る手術です。

それでは、胃がんの手術方法を、それぞれくわしく見ていきましょう。



幽門側切除術(ゆうもんそくせつじょじゅつ)

幽門側切除術とは、胃の中部から下部(出口にあたる幽門部周辺)にできたガンに対して行われる手術です。この手術が行われることは 約70%と最も多いです。その理由は、胃がんは胃の下部に発生することが多いからです。

胃の切除は、胃の 3分の2 を切除して、周囲の脂肪組織(大網 だいもう)とリンパ節を郭清(かくせい)します。

切除した後は、通常、残った上方の胃(約 3分の1)と十二指腸を吻合(ふんごう)して再建を行います。その先の小腸と残った胃をつなぐ場合もあります。

※大網(だいもう)とは-
 胃から垂れ下がって、腹膜(ふくまく)にある臓器をおおっている脂肪組織のこと。

※郭清(かくせい)とは-
 がんの転移があるかどうかに関わらず、周辺のリンパ節をすべて切除すること。



噴門側切除術(ふんもんそく せつじょじゅつ)

噴門側切除術とは、早期のがんに対して行われ、胃の上部の 3分の1 程度を切除します。

ただ、胃の上部にがんが発生するこは少ないので、この手術をすることは少ないです。



胃全摘術(い ぜんてきじゅつ)

胃全摘術とは、胃を全部取ってしまう手術です。胃の部分切除ではどうにもならない場合に行われます。



※次のページ「胃がんの治療B〜外科的手術U」へ続く・・・・



スポンサーリンク


次のページ「胃ガンの治療B〜胃ガンの手術U
前のページ「胃がんの治療A〜内視鏡手術

胃がん 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved