|
精巣とは? |
|
|
精巣(せいそう)とは、精子をつくる気管で、男性の陰嚢(いんのう)の中に左右一対あり、睾丸(こうがん)とも呼ばれます。陰嚢とは、精巣(睾丸)が入っている袋のことです。
|
精巣がん(精巣腫瘍)とは? |
|
|
精巣がんは、精巣に発生するがんです。精巣腫瘍、睾丸がんとも呼ばれます。
精巣がんは細胞の形により、「セミノーマ」と「非セミノーマ」に分類されます。ちなみに、非セミノーマは、胎児性がん(たいじせい がん)、奇形腫(きけいしゅ)、卵黄嚢腫瘍(らんおうのう しゅよう)、絨毛がん(じゅうもうがん)、に分けられています。
精巣がんの約40〜50%が「セミノーマ」です。セミノーマは進行がんであっても抗がん剤による治療(化学療法)や放射線療法がよく効きます。リンパ節や血管を通って転移する可能性も高いのですが、約80%の高い確率で完治を期待できる、治りやすいがんです。
非セミノーマでは、上記したように色々なものがあり、それらが混在していることが多いので、治る確率もその組み合わせにより様々です。
乳幼児にみられる精巣がんは、卵黄嚢腫瘍と奇形腫です。
|
精巣がんと年齢 |
|
|
精巣がんはまれながんですが、主に 5歳以下の乳幼児と、20歳〜60歳ぐらいの男性に起こります。
|