食道癌の治療

-食道ガン・食道癌の治療について解説。

食道癌治療

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも食道がんについて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、食道ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、食道癌をできるだけ予防していきましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     食道がん(食道癌)の治療B〜内視鏡・化学療法


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内視鏡的粘膜切除術(EMR)
(ないしきょう てき ねんまく せつじょ じゅつ)

内視鏡的粘膜切除術は、管の先端にカメラや治療器具のついた内視鏡と呼ばれるものを使って、食道がんを切除する治療法です。

内視鏡による治療では、リンパ節の郭清(かくせい)はできないので、リンパ節への転移がない早期のがん(表在型)に行われます。

食道を温存でき、手術時間も約 1時間ぐらいと短く、患者さんへの身体的負担がとても軽い治療法ですが、リンパ節への転移がある場合は再発してしまいますので、転移があるかないかをしっかり判断する必要があります。

内視鏡で切除したがん細胞はくわしく調べられ、がんが食道の粘膜下層(ねんまく かそう)にまで進んでいた場合は、10〜40%の確率でリンパ節への転移があります。がんが粘膜下層へ深く進んでいる(浸潤している)場合は、さらに手術放射線治療放射線化学療法などを行う場合もあります。



化学療法(抗がん剤治療)

食道がんで、リンパ節への転移が多数ある場合は、手術の前に化学療法(抗がん剤治療)を行います。

肺、肝臓、骨などの他の臓器へ転移がある場合にも、抗がん剤による治療が行われます。

抗がん剤の副作用は、吐き気、嘔吐、食欲不振、白血球・血小板の減少、また抗ガン剤の種類によっては腎臓障害を起こすことがあります。

W期で肝臓や肺などの他の臓器に転移している場合にも、化学療法が行われる場合があります。



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