食道がんの転移

-食道癌・食道がんの転移について解説。

食道がん転移

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも食道がんについて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、食道ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、食道癌をできるだけ予防していきましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
食道がん 一覧へ 食道がんの転移と再発
 スポンサーリンク
     食道がん(食道癌)の転移と再発


食道がんの転移

食道がんは、食道が胃などの消化器管と違い漿膜(しょうまく)におおわれていないので、のひろがりを防ぐことができず、進行しやすいがんです。

食道がんの転移の経緯は、がん細胞が血管に入り込んで、血液にのって、肝臓、肺、骨、副腎(ふくじん)、脳、などに転移する「血行転移」と、リンパ管内に入り込んでリンパ節に転移する「リンパ節転移」があります。

食道がんでは、リンパ節への転移が多くみられますが、食道の粘膜にガンがとどまっている場合は、ほどんど転移はありません。

しかし、粘膜下層(ねんまく かそう)にまで癌が達してしまうと 約50%ぐらいの確率でリンパ節転移があります。食道の筋層にまで癌が達していると 約70%、食道がんの周りの臓器まで癌が進んでいると 80%以上の確率でリンパ節転移があります。

さらに、胸膜(きょうまく)や腹膜(ふくまく)の中へがんが散らばる場合もあります。これを胸膜播腫(きょうまくはしゅ)、腹膜播腫(ふくまくはしゅ)といいます。



食道がんの再発

食道がん再発のほとんどは、リンパ節や、肺、肝臓などの臓器、骨への転移といわれています。

食道がんが再発したときの治療法は、がんの状態や再発した場所によって決められますが、手術と同じぐらいの効果が期待できる「放射線化学療法」を行うことも増えてきています。



スポンサーリンク


前のページ「食道がんの末期」へもどる

食道がん 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved