動脈硬化の治療法

- 動脈硬化の治療法について解説

動脈硬化治療法

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、動脈硬化について解説しています。動脈硬化は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、動脈硬化はとても危険な病気なのです。ですから動脈硬化について理解することで、動脈硬化の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、動脈硬化を予防・早期発見できるようにしましょう!
 動脈硬化について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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動脈硬化の治療法A〜食生活の改善
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     動脈硬化の治療A〜食生活の改善


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食生活の改善〜塩分

塩分を取りすぎると、高血圧になってしまいます。高血圧は動脈硬化の発生・悪化に大きく関わっているので、塩分制限はとても重要です。

日本人では 1日に平均 10〜12gぐらい取っているので、その半分以下の 6g未満にしていくことになります。

※高血圧と塩分についてさらにくわしくは、高血圧のカテゴリの下記のページをご覧下さい。


▼高血圧と塩分について
 →高血圧の原因A〜高血圧と塩分
 →高血圧の予防・対策・改善A〜塩分T
 →高血圧の予防・対策・改善A〜塩分U
 →高血圧の予防・対策・改善A〜塩分V
  ※高血圧のカテゴリはこちら→「高血圧



食生活の改善〜動物性脂肪

肉の油やバターなどに含まれている動物性脂肪を取り過ぎると、動物性脂肪に多く含まれている「飽和脂肪酸(ほうわ しぼうさん)」の働きにより、血中コレステロールが増加してしまいます。

血中コレステロールが増加すると、「高脂血症(こうしけっしょう)」になる可能性が高くなってしまいます。高脂血症は動脈硬化を発生・進行させるので、動物性の脂肪を取りすぎないようにすることが大切です。

※高脂血症とコレステロールについては、高脂血症のカテゴリの下記のページをご覧下さい。


▼高脂血症とコレステロールについて
 →コレステロールと中性脂肪@
 →コレステロールと中性脂肪A〜コレステロール
 →コレステロールと中性脂肪B〜中性脂肪
 →善玉コレステロールと悪玉コレステロール@
 →善玉コレステロールと悪玉コレステロールA
 →善玉コレステロールと悪玉コレステロールB
  ※高脂血症のカテゴリはこちら→「高脂血症



食生活の改善〜食物繊維をとる

食物繊維はコレステロールの吸収をおさえて、血中コレステロールを減らしてくれます。

食物繊維は体の中に入ると、腸の中でコレステロール、中性脂肪、糖質などの吸収をさまたげ、胆汁酸(たんじるさん)を吸収して体の外へ排出します。

すると、体の中では減った分の胆汁酸を新たに作りますが、そのときに血液の中のコレステロールを使います。そのために、血中コレステロールが減るのです。

血中コレステロールが多いと高脂血症になり、動脈硬化が進んでしまいますので、コレステロール値が高い人は食物繊維をしっかりと取るようにしましょう。

食物繊維を取る量は、1日に 20gを取るようにすることが目標です。


▼高脂血症と食物繊維について
 →高脂血症の食事療法L〜食物繊維T
 →高脂血症の食事療法M〜食物繊維U
  ※高脂血症のカテゴリはこちら→「高脂血症



食生活の改善〜糖分を取り過ぎない

糖分(甘いもの)を食べ過ぎると、肥満になったり、糖尿病になったりする危険があります。

肥満は、高血圧、高脂血症、糖尿病などの病気になる危険を高くし、動脈硬化の発生する危険も高くします。

糖尿病になると、慢性的に多すぎてしまう血液の中のブドウ糖により、動脈硬化になりやすくなってしまいます。

糖尿病の方が動脈硬化になりやすい理由は、「インスリンの分泌が不足することで糖質の代謝の異常が起こり、高脂血症が進行してしまう」、「高血糖が原因で血液が固まりやすくなってしまう」、「高血圧の合併が一般の人より多い」、などの理由からです。

血液の中の糖分の量は、血液検査により「血糖値」という数値でもとめられます。血糖値の正常な数値は、朝の空腹時で 70〜100mg/dl ぐらいです。食後では、180mg/dl 以下ぐらいになります。

※糖尿病についてくわしくは、「糖尿病」のカテゴリの「糖尿病とは?」のページからご覧下さい。



食生活の改善〜お酒を飲み過ぎない

お酒は、飲み過ぎると「高血圧」、「高脂血症」、「糖尿病」、を招きます。また、おつまみを食べ過ぎると肥満の原因となります。

ただ、お酒は適量であれば、動脈硬化になる危険を減らしてくれるHDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やしてくれます。

ですから、お酒は飲み過ぎず、適量にしましょう。お酒の1日の適量は、「ビールなら 中ビン1本」、「日本酒なら 1合」、「焼酎(35度)なら 70ml(グラス1/2杯)」、「ウイスキーなら 60ml(ダブル1杯弱)」、「ワインなら グラス2杯ぐらい」が目安です。



それでは次のページでは、動脈硬化と生活習慣の改善について見ていきましょう。

※次のページ「動脈硬化の治療B〜生活習慣の改善」へ続く・・・・


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