※前のページ「高血圧の予防・対策・改善A〜塩分U」の続きです↓
高血圧をの予防・対策・改善には塩分を制限することが重要です。
ただ、塩分を多くとる習慣のある私たちは、塩分制限といわれてもすぐにはうまくいかないこともあるでしょう。
ですのでこのページでは、塩分制限のコツをいくつか紹介していきたいと思います。
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うす味に慣れよう! |
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血圧を下げるために塩分の制限をすると、どうしても食べ物がうす味になります。
うす味にすると、物足りなさを感じる方も多いでしょう。でもちょっとした工夫で物足りなさをカバーすることはできます。
例えば、こしょうや唐辛子などの香辛料を少し利用する、食材の味を生かすようにする、かつおぶしや昆布などのダシの味を利用する、酢やレモンなどの酸味を利用する、など、様々な方法があります。
食塩を使わず、いろいろと工夫してみてください。
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パンよりご飯を! |
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塩分を制限するには、パンを食べるよりご飯(米)をたべたほうがいいです。
なぜなら、ご飯には塩分がまったく含まれていないからです。
パンには 6枚切りの食パン 1枚に約0.8gの塩分がふくまれているので、ご飯を食べれば、その分の塩分をおかずなどの他の料理に使うことができますよ。
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塩分を制限するコツを身につけよう! |
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塩分を制限するには、まず、食品にどれだけ塩分が含まれているのかを知ることです。
前のページ「高血圧の予防・対策・改善A〜塩分U」でもとり上げましたが、どの食品にどれぐらい塩分が入っているのかなどは、本などでも出ていますので、毎日の塩分制限を行いながら少しづつ覚えていきましょう。
最初は大変かとは思いますが、毎日の積み重ねで慣れてきて、覚えられるようになります。
また、しょうゆやソースなどの調味料は、食品に直接かけるのではなくで、小皿などに少しとって、そこに食品を付けて食べるようにしましょう。
直接かけるとどうしてもかけ過ぎてしまいます。小皿に取ってつけて食べることで、調味料を付ける分量を自分で調整することができます。
あと、減塩の醤油やみそなどの減塩の調味料を使うのもいいと思います。
塩分制限は、毎日行って少しずつ慣れていくことが大切です。コツをつかんでしまえばもう大丈夫。自分なりの工夫も考えてみましょうね。
それでは次のページでは、高血圧の予防・対策・改善のために「カリウム」について見ていきましょう。
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