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カリウムで高血圧改善! |
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高血圧を改善する方法としておすすめしたいのが、「カリウム」をとる、ということです。
別のページでも解説しましたが、カリウムとは、別名「バランスのミネラル」とも呼ばれているもので、細胞の中と外のミネラルバランスを維持するなどの重要な働きをしています。
また、高血圧の原因となるナトリウム(塩分)を排出し、筋肉のエネルギーの代謝(たいしゃ)を助け、心臓の筋肉の正常な活動にも深く関わっています。
カリウムが不足すると、高血圧だけでなく、糖尿病、心筋梗塞(しんきんこうそく)、など、他にも様々な異常が起こってくるので、カリウムを多く含んでいる食品をとることはとても大切です。
つまり、高血圧の原因であるナトリウム(塩分)を制限して、ナトリウムを排出させて血圧を下げる効果のあるカリウムをとることで、高血圧を予防・改善することができるわけです。
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カリウムをとるには・・・ |
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カリウムをとるには、カリウムが豊富にふくまれている野菜や果物からとることがベストです。
カリウムは薬やサプリメントなどの加工された状態でとると体内に取り込まれにくく体外へ排出されやすいので、やはり野菜や果物からとるようにしましょう。
1日に約 2.5g〜3gのカリウムを取れるように食生活を改善しましょう。
カリウムは野菜・果物・豆類・穀類・いも類・海草類などに多く含まれています。このページの下の方にカリウムが多く含まれている主な食品を表にまとめました。参考にしてください。
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カリウムをとる場合の注意点 |
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カリウムをとる場合、野菜はできるだけ生で食べられるものを選びましょう。カリウムは水に溶けやすく、ゆでてしまうと3割程度減少してしまいます。野菜の水洗いでもカリウムは減少するので洗いすぎに注意しましょう。
ただ、ゆでたり煮たりしても、スープやみそ汁のように煮た汁を飲む場合は溶け出したカリウムを摂取できるので問題ありません。みそ汁やスープなどを食事の一品として加えて、具をカリウムを含む野菜にするといいですね。
さらに、カリウムを多く含んでいる食品でもナトリウム(塩分)を多くふくんでいると、高血圧の改善にはあまりよくありません。肉類・牛乳・ほうれん草・セロリ・春菊・にんじん、また缶詰などに詰められた野菜は塩分が加えられている場合があるので注意しましょう。
また、果物は糖分を多くふくんでいるので、糖分の取りすぎには注意しましょう。100%のジュースなどは加工されていてカリウムが減少していたり、糖分が追加されている場合もあるので注意しましょう。
カリウムをとるには、やはり加工されていない野菜や果物からとることがよいと思います。
| 野菜 |
カリウムの量 |
| ・かぼちゃ(80g) |
360mg |
| ・アスパラ(2本 40g) |
108mg |
| ・キャベツ(1枚 50g) |
100mg |
| ・トマト(小1個 100g) |
210mg |
| ・ナス(小2個 70g) |
154mg |
| ・ピーマン(小1個 20g) |
38mg |
| ・きゅうり(2分の1本 70g) |
140mg |
| ・ニラ(30g) |
153mg |
| ・長ねぎ(3分の1本 30g) |
54mg |
| ・にがうり(40g) |
104mg |
| ・とうもろこし(1本 120g) |
348mg |
| ・パセリ(100g) |
1000mg |
| ・よもぎ(100g) |
890mg |
| ・とうがらし(100g) |
760mg |
| ・にんにく(100g) |
530mg |
| ・たけのこ(ゆで)(100g) |
470mg |
| くだもの |
カリウムの量 |
| ・みかん(1個 70g) |
105mg |
| ・いちご(4個 100g) |
170mg |
| ・バナナ(1本 100g) |
360mg |
| ・なし(小1個 150g) |
210mg |
| ・柿(2分の1個 80g) |
136mg |
| 豆・いも類 |
カリウムの量 |
| ・枝豆(50g) |
295mg |
| ・大豆(30g) |
570mg |
| ・あずき(30g) |
450mg |
| ・じゃがいも(小1個 50g) |
205mg |
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