水溶性食物繊維

- 水溶性食物繊維と不溶性食物繊維について解説(脂質異常症)

水溶性食物繊維とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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食物繊維には、水に溶けやすい「水溶性食物繊維(すいようせい しょくもつせんい)」と、水に溶けにくい「不溶性食物繊維(ふようせい しょくもつせんい)」があります。


水溶性食物繊維とは?

水溶性食物繊維とは、植物細胞の内側の細胞質の中に含まれている成分です。

粘りけがあり、不溶性食物繊維よりも水分を吸収してふくらむらむので、胃に長い時間とどまりやすく、消化や吸収が遅いという性質があるため、コレステロールの吸収が抑えられる作用があります。

また、水溶性植物繊維は、腸からのコレステロールの吸収をさまたげて、便と共に体の外へ排出する働きがあります。また、体脂肪の減少、肥満の予防などの効果もあります。

さらに、ブドウ糖の吸収をゆるやかにして食後の血糖値の急激な上昇を防ぎ、血液の中の余分なブドウ糖が中性脂肪として脂肪細胞にたまらないようにしてくれるので、糖尿病の方にもよい効果があります。

水溶性植物繊維を含む食品は、海藻類、果物、豆類、コンニャクなどがあります。海藻類に多く含まれるアルギン酸は、コレステロールを吸収して便として排出する働きがあります。



不溶性食物繊維とは?

不溶性食物繊維とは、植物細胞の外側の細胞壁を作っている成分です。

腸の働きを良くして、便のかさを増やして便通をよくします。また、便とともに体に有害な物質とコレステロールを体の外へ排出する作用もあるので、コレステロール値を下げたり、肥満の予防効果もあります。

不溶性食物繊維を含む食品は、きのこ類、いも類、果物、野菜、などがあります。



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