肥満の予防は、「食生活」と「運動」です。
具体的には、「1日の食事から取り入れるカロリーを適正な量に制限すること」と、「日々の運動をすること」です。
それではこの 2つの肥満予防のポイントについて、くわしく見ていきましょう。
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食生活から肥満を予防する |
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食事に関しては、食事で取り入れるエネルギー(カロリー)を抑えるために、まず自分の1日の「適正エネルギー量」を計算します。
適正エネルギー量の計算式や計算方法については、「肥満の解消・対策・改善@〜食事療法T」のページの「適正エネルギー量の計算式」で解説していますので、そちらをご覧下さい。
1日の自分の適正エネルギー量がわかったら、そのエネルギー量(カロリー量)を守って、1日
3食の献立を決めていきます。
ただ、適正エネルギー量の範囲内で献立を決めるといっても、3食に上手に分配するのは難しいでしょう。
そのようなときは、「食品交換表」というものを利用してみるのもよいと思います。
食品交換表は、自分でカロリー計算をしなくても適正なエネルギーでバランスのよい献立を作ることができるものです。
食品交換表については、「糖尿病」のカテゴリの「食品交換表とは?」のページをご覧下さい。
太る理由は、1日で消費するエネルギー(カロリー)以上のエネルギーを食事から取り入れているからです。
ですから、食事を適正エネルギー量にまで制限するだけでも肥満予防の効果があります。
また、間食(つまみ食い)、やけ食い、ながら食い(何かをしながらつい食べてしまう)、夜遅くに食べる、などの食生活にも注意が必要です。これらは肥満の原因となります。
「肥満の解消・対策・改善@〜食事療法T」、「肥満の解消・対策・改善A〜食事療法U」のページも、食事による肥満の予防に関係しているページですので、参考になさって下さい。
それでは次のページでは、肥満予防と運動について見ていきましょう。
※次のページ「肥満の防止と予防A〜運動」へ続く・・・・
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