肥満の解消

- 肥満の解消法・対策・改善方法について解説

肥満解消

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、肥満(ひまん)について解説しています。肥満は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になるとなりやすくなります。そして、肥満はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから肥満について理解して、肥満の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、肥満を予防できるようにしましょう!
 肥満について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     肥満の解消・対策・改善@〜食事療法


肥満を解消するには、「食事療法」と「運動療法」が基本となります。そして、さらに日常生活の習慣を改善していきます。

それではまずはいちばん重要な食事療法から見ていきましょう。



肥満の食事療法

肥満は、 1日で消費するカロリー以上のカロリーを食事により取り入れているから起こります。

つまり、食事により取り入れるカロリーを、1日に消費するカロリーよりも少なくすれば肥満を解消して痩せることができるといえます。

ですから、肥満を解消するまえにまずは、自分の 「適正エネルギー量」を調べてみましょう。

適正エネルギー量とは、1日に必要な最小エネルギー量のことで、1日に何kcal(キロカロリー)の食品を食べるのがベストなのかがわかります。



適正エネルギー量の計算式

適正エネルギー量は計算式により算出することができます。適正エネルギー量を算出するには標準体重を知る必要があるので、まずは、自分の標準体重から計算してみましょう。


 標準体重(kg) = 身長(m)×身長(m)×22


※身長の単位は「メートル」で行ないます。例えば、「170cm」の方なら「1.7m」になるので、「1.7×1.7×22=63.58」となり、標準体重が「63.58kg」となります。


標準体重が出ましたら、次は適正エネルギー量の計算です。適正エネルギー量の計算方法は下記の通りです。


 ・適正エネルギー量 =
標準体重(kg)× 体重 1kgあたりの
必要なエネルギー(kcal)

※「体重1kgあたりの必要なエネルギー」の数値は、下記の表の「運動強度と必要エネルギー」を参考にしてください。


▼運動強度と必要エネルギー
運動強度 必要エネルギー 解説
軽い 25kcal 主婦・事務職など
部屋中心の生活
普通 30kcal 特に重労働を
していない人
重い 40kcal 重労働をしている人


上の標準体重の計算式で、身長170cmの人の場合を例として計算すると「63.58kg」という数値が出ました。

この標準体重の数値から、上の表の日常で特に重労働をしていない「運動強度が普通」の数値「30kcal」により適正エネルギー量を計算すると、下記のような計算式になります。

  63.58kg×30kcal = 1,907.4

この計算式により、「身長170cmの人は 1日に 1,907kcal ぐらいのカロリーが適正エネルギー量である」、ということがわかるわけです。


適正エネルギー量を算出できましたか?肥満を解消するには算出されたカロリーを守って食事を取るように毎日の食事に注意していくことが大切です。



それでは次のページでは、肥満解消のための食事療法のコツを見ていきましょう。

※次のページ「肥満の解消・対策・改善A〜食事療法U」へ続く・・・・



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