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喫煙(たばこ)は、動脈硬化を進行させるといわれています。タバコにより、活性酸素が増えすぎてしまうことで、活性酸素が細胞を酸化させて傷つけ、血管の老化を早めたり、血液の中の余分なコレステロールを酸化させるなどの動脈硬化を起こす原因を作ってしまいます。
また、喫煙により、高血圧になりやすくなります。高血圧は動脈硬化の発生・進行に大きく関わっています。
さらに喫煙は癌(がん)などの様々な病気が発生する可能性を高めてしまうともいわれていますので、禁煙をすることは動脈硬化の治療・予防以上にとても重要なことです。
ストレスは、体の中の活性酸素(かっせいさんそ)を増やしてしまいます。活性酸素は動脈硬化を進行させてしまうので、ストレスをためないように上手に発散したり、ストレスをなるべく受けないようにしましょう。
ストレスの発散としては、運動をする、趣味を楽しむ、睡眠をしっかりとる、入浴する、などがありますが、他にも自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
運動をすると、高脂血症(脂質異常症)の予防・糖尿病の予防、肥満の解消、ストレスの発散など、動脈硬化の発生・進行の危険を減らすことができます。
運動をすることは健康にもいいので、日常的に行えることが理想です。
あまり激しい運動をする必要はありません。適度な運動、例えば、ウォーキング、軽いジョギング、サイクリングなど、無理をしないように続けていきましょう。
それでは次のページからは、動脈硬化の各検査法について見ていきましょう。
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