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生活での注意点 |
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高脂血症の治療や予防・改善は、生活習慣の改善が大切です。そのうち、食事療法、運動療法がメインとなりますが、さらに他の生活習慣にも注意する点がいくつかあります。
注意したい生活習慣の注意点を見ていきましょう。
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ストレスを解消しよう! |
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ストレスは、高脂血症(脂質異常症)や動脈硬化を促進(そくしん)させる危険があるので、ため込まないように注意したいものです。
さらにストレスがうまく解消出来ていないと、コレステロール値や中性脂肪値の上昇の原因となります。
「A型人間」の方は注意して下さい。まじめ、完璧主義、せっかち、神経質、常に不満を抱えている、などに当てはまりませんか?「A型人間」の方はストレスを感じやすいので特に注意しましょう!
ストレスを感じないように生活することは不可能ですが、なるべくストレスを受けないような気持ちでいるようにしたり、ストレスを上手に解消したりすることも、高脂血症の予防・改善につながります。
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タバコを減らそう! |
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喫煙は、高脂血症(脂質異常症)や動脈硬化になるリスクを高くします。
また、高血圧や癌(がん)発生の確率も高めてしまうので、喫煙するということは、様々なリスクを背負うことになってしまうのです。
タバコを吸っている人は、できるだけ本数を減らすようにしてください。もちろん禁煙することがベストです。
「タバコはストレス解消だよ」などと思わず、タバコをやめて別の形でストレスを解消しましょう。
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お酒は適量を! |
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お酒は、適量であれば、血管を広げて「HDLコレステロール(善玉コレステロール)」を増やしてくれます。また、ストレス解消などの効果もあります。
ただ、お酒は飲み過ぎると、血液の中の中性脂肪が増加して、「HDLコレステロール(善玉コレステロール)」が減り、「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」が増えてしまいます。
お酒の飲み過ぎが原因で高脂血症になる人もいるので、お酒の飲み過ぎには要注意です。
お酒は、1日に、「ビール中ビン1本」、「日本酒1合」、「ワイン グラス2杯ぐらい」にしましょう。その時、つまみを食べ過ぎないように注意してください。
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