食事療法は、高脂血症(脂質異常症)の治療の基本となるものです。
ただ、食事療法といっても患者さんの高脂血症の進行程度や、高脂血症の種類によって進め方が変わります。
つまり、コレステロール値が高い「高コレステロール血症」、中性脂肪値が高い「高中性脂肪血症」、どちらの値も高くなる「混合型高脂血症」など、それぞれに合わせた食事療法を行っていく必要があります。
高脂血症の食事療法で注意する点は、下記の通りです。高コレステロール血症と高中性脂肪血症で共通している点とそれぞれ別の点があります。
▼高脂血症の食事療法
(高コレステロール血症・高中性脂肪血症 共通) |
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・糖分をとりすぎないようにする |
・お酒(アルコール)を飲みすぎないようにする |
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それでは、各項目についてもう少しくわしくみていきましょう。
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