栄養のバランス

- 栄養バランスと基礎知識について解説(脂質異常症)

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高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高脂血症の食事療法B〜栄養のバランスT
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     高脂血症の食事療法B〜栄養のバランスT


栄養のバランスの良い食事をとる

高脂血症(脂質異常症)の、高コレステロール血症・高中性脂肪血症・混合型高脂血症、に共通して行います。

高脂血症の方は、栄養のバランスの悪い食事をしていることが多いです。ですから、糖質(炭水化物)、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどをかたよらずバランスよく食べることが大切です。

コレステロールや中性脂肪を含む食品をいっさい取らない人もいますが、それでは極端すぎます。医師からダメと言われていないのなら、少しは取るようにしたほうがいいです。

ですから、コレステロール値や中性脂肪値が高い人は、どのていど肉や卵を食べていいのかを医師から指示を受けて、上手に食べるようにしましょう。

3大栄養素とよばれている、「糖質(炭水化物)」、「脂質」、「たんぱく質」をとる割合は、1日の総エネルギー量の、「50〜60%を糖質」、「20〜25%を脂質」、「15〜20%をたんぱく質」という割合でとることが望ましいとされています。

さらに、ビタミンやミネラルを十分にとっていきます。



1日30品目をバランスよく!

厚生労働省では、「糖質(炭水化物)」、「脂質」、「たんぱく質」、「ビタミンAとビタミンE」、「ビタミンCと食物繊維」、の6つの食品からバランスよく栄養を取るために、1日30品目の食品をとることを指標としています。

1日30品目を必ずしっかり達成させることはとても大変ですが、目標として知っておくと毎日の食事療法の献立づくりの参考になると思います。2、3品目不足したからといって問題があるわけではないので、あまり神経質にならないようにしましょう。

6つの基礎食品と1日にとる量の目安は下記の通りです。


栄養素名 食品 1日で
摂取する
目安
@ たんぱく質 魚、肉、大豆製品 4〜6品
A ミネラル
(カルシウム)
牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚 2〜4品
B ビタミンA
ビタミンE
緑黄色野菜 4〜6品
C ビタミンC
食物繊維
その他の野菜、
果物など
6〜8品
D 炭水化物
(糖質)
米、パン、めん、芋、砂糖 4〜5品
E 脂肪 油脂、種実、マヨネーズ、ドレッシング、生クリームなど 2〜3品



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