家族性高脂血症の治療

- 家族性高脂血症の治療と基礎知識について解説(脂質異常症)

家族性高脂血症治療

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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家族性高脂血症の治療

家族性高脂血症の治療は、原因が遺伝的なものなので、中心となる治療法は薬によるものになります。

家族性高脂血症は、LDL受容体の遺伝子の異常を親から受け継いでいることが原因で発症する高脂血症です。そして、そのほとんどが「家族性高コレステロール血症」です。

家族性高コレステロール血症では、片方の親から受け継いだ場合を「ヘテロ型」といい、両親から受け継いだ場合を「ホモ型」といいます。

※家族性高脂血症や家族性高コレステロール血症についてくわしくは、「高脂血症の原因B〜家族性高脂血症」のページをご覧下さい。


家族性高コレステロール血症のヘテロ型では60歳ぐらいまでに、ホモ型ではそのほとんどが若いころから、動脈硬化が原因で発症する病気(狭心症心筋梗塞、他)になります。

特にホモ型の人はヘテロ型の人よりも重症で、5歳から30歳で狭心症や心筋梗塞を起こすことも多いようです。

ですから、家族性高コレステロール血症の方は、すぐに、「食事療法」、「運動療法」、「薬物療法」を行っていきます。

家族性高コレステロール血症の治療といっても、遺伝的な体質が変わることはありません。ですので、食事療法、運動療法、薬物療法などにより、「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」の値を下げる治療を行います。

また、あなたの家族の中に、高コレステロール血症の人がいる場合や、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)を発症したことのある人がいる場合は、すぐに検査を受けて調べてもらいましょう。



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