コレステロールの正常値

- メタボ健診(特定健診)とHDLコレステロールの正常値・数値・基準値について解説

コレステロール正常値

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)について解説しています。メタボリックシンドロームは誰でもなる可能性がありますが、特に中年から高齢になるとなりやすくなります。そして、メタボリックシンドロームはとても危険な病気の発症につながることもあります。ですからメタボリックシンドロームについて理解して、メタボリックシンドロームの症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、メタボリックシンドロームを予防できるようにしましょう!
 メタボリックシンドロームについて知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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〜脂質U〜
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※前のページ「メタボ健診の検査項目D〜脂質T」の続きです。
※LDL(悪玉)コレステロールの基準値については「」のページをご覧下さい。



HDL(善玉)コレステロールが減少すると・・・

HDLコレステロールは、運動不足、喫煙などの生活習慣や、肥満による中性脂肪の増加などにより減っていってしまいます。

HDLコレステロールが少なすぎている状態のことを「低コレステロール血症(てい これすてろーる けっしょう)」といいます。

低コレステロール血症になると、血液中や細胞の余ったコレステロールを回収しする働きが弱くなるので、動脈硬化が発症する危険性が高くなります。

動脈硬化は、「脳卒中(のうそっちゅう)」や「狭心症(きょうしんしょう)心筋梗塞(しんきんこうそく)」、などの病気を発症させる原因となります。また、高血圧、高血糖(糖尿病)、喫煙、などが重なると、さらに危険は高くなります。

ですから、メタボ健診(特定健診)では、HDLコレステロール値の数値が重要な検査項目(特定保健指導への関連項目)とされているのです。



HDL(善玉)コレステロールの測定

メタボ健診(特定健診)での、HDLコレステロール値の判定値は、「HDLコレステロール 40mg/dl 未満」です。これに当てはまると、特定保健指導を受けることになります。


メタボ健診(特定健診)によるHDLコレステロールの判定値
 ・「HDLコレステロール 40mg/dl 未満」の人は
  特定保健指導の対象となります。

HDL(善玉)コレステロールの基準値
・正常値=「HDLコレステロール 40mg/dl 以上」
・要注意=「HDLコレステロール 40mg/dl 未満」
・異常値=「HDLコレステロール 34mg/dl 以下」
(※LDL[悪玉]コレステロールの基準値については、「メタボ健診の検査項目G〜脂質W(LDL)」のページをご覧下さい)


日頃、運動不足で肥満していて(内臓脂肪がたまっていて)、さらにタバコを吸っている人は、生活習慣を改善しましょう!

(※肥満についてくわしくは、「肥満」のカテゴリの「肥満とは?」のページからご覧下さい)

(※コレステロールや中性脂肪が高くなることで起こる「高脂血症(脂質異常症)」については、「高脂血症(脂質異常症)」のカテゴリの「高脂血症とは?@」のページからご覧下さい)



※次のページ「メタボ健診の検査項目F〜脂質V」へ・・・・



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