内臓脂肪型肥満とは、お腹の辺りにある臓器をおおう「腸間膜(ちょうかんまく)」などに脂肪がたまった肥満のことです。筋肉の内側で、腸などの内臓の周りに脂肪がついている状態の肥満です。
肥満には他に、下腹部、腰の周り、太もも、お尻の周りなどの皮下(筋肉と皮との間)に脂肪が付く「皮下脂肪型肥満」があります。
内臓脂肪型肥満は男性に多く、体型がリンゴのような形になるので「リンゴ型肥満」ともいいます。また、皮下脂肪型肥満は女性に多く、体型が洋ナシのような形になるので「洋ナシ型肥満」ともいいます。
内臓脂肪型肥満は、「高血圧」、「糖尿病」、「高脂血症(脂質異常症)」などの生活習慣病を引き起こす原因となるので、注意したい肥満のタイプです。
ちなみに、肥満していて、さらに、「高血圧」、「高血糖」、「脂質異常(ししついじょう)」のうち 2以上重複して引き起こされている状態を「メタボリックシンドローム」といいます。
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内臓脂肪型肥満かどうかを調べる方法 |
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皮下脂肪型肥満は、見た目で太っているとわかるので肥満していることが簡単に自覚できますが、内臓脂肪型肥満は見た目ではわかりにくい「隠れ肥満」である場合もあります。
ただ、内臓脂肪型肥満であるかどうかを簡単に調べる方法があります。それは、へその部分のウエスト周りが、「男性 85cm以上」、「女性 90cm以上」であると、内臓脂肪型肥満である可能性が高くなります。
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内臓脂肪型肥満の解消方法 |
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内臓脂肪は簡単にたまりやすいのですが、日々の食事や運動によって簡単に燃焼させることができます。
ですから、日々の食生活を改善したり、運動をしたりして内臓脂肪型肥満を解消しましょう。
肥満解消のための食事療法と運動療法については、下記のページをご覧下さい。
▼肥満の解消・改善・対策
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・肥満の食事療法 -
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・肥満の運動療法 -
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・肥満と日常生活 -
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