特定保険指導(とくてい ほけん しどう)とは、特定健診(メタボ健診)を受けた人全員に実施されるものです。健診により自分の体の状態を確認して、生活習慣病にならないための生活習慣にしていくことを目的としています。
特定健診を受けた人はその検査結果により、「情報提供」、「動機づけ支援(どうきづけ しえん)」、「積極的支援(せっきょくてき しえん)」、の 3つのレベル(ランク)に分類され、それぞれに適した指導を、医師、保健師、管理栄養士、などから受けることになります。
「情報提供」、「動機づけ支援」、「積極的支援」、の 3つのレベルのうち、いちばんメタボのリスクが少ないのが「情報提供」です。その次がメタボ予備軍ともいえる「動機づけ支援」で、「積極的支援」がメタボリックシンドロームに該当するとされます。
特定健診のメタボリックシンドロームに関わる検査や、「情報提供」、「動機づけ支援」、「積極的支援」、の 3つのレベルに分類する判定基準などについては、下のページでくわしく解説・紹介していますので、興味のある方、まだ見ていない方はご覧下さい。
▼メタボ健診による保健指導レベル(ランク)の分類基準 |
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それでは次のページでは、「情報提供」、「動機づけ支援」、「積極的支援」の
3つのレベルで行われる保健指導に、どのような違いがあるのかを見ていきましょう。
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