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特定保健指導での「情報提供」とは、メタボ健診(特定健診)を受けた人全員に行われるものです。
特定健診(メタボ健診)により、いちばんリスクの低い「情報提供」レベルに分類された方は、この支援を受けるだけで済みます。
「情報提供」支援の目的は、特定健診(メタボ健診)の結果から、自分の身体の状態をしっかりと把握(はあく)して、生活習慣を見直すきっかけとするために行われます。
「情報提供」支援の回数は、年に 1回で、健診の結果と同時に行われます。
「情報提供」支援の方法は、健診の結果の送付とともに情報提供用紙が送付されたり、説明会での情報提供用紙の配布、またはネットを利用してパソコンで観ることができる場合もあります。
「情報提供」支援の内容は、「メタボリックシンドロームや生活習慣病に関する基礎知識」、「生活習慣に問題点があった場合にそれがどのような生活習慣病を引き起こすか」、「食生活や運動などのエネルギーバランスの具体的な改善方法」、「料理や食品のエネルギー量(カロリー量)」、「生活活動や運動によるエネルギー消費量(カロリー消費量)」、「質問票をもとにした具体的な改善方法」、などです。
また、身近で利用することができるスポーツクラブやジムなどの運動増進施設や、健康に配慮したレストランなどの飲食店の紹介などが紹介されることもあります。
下記は、特定保健指導の「情報提供」のまとめです。
支援の目的 |
・健診の結果から、自分の身体の状態をしっかりと把握して、生活習慣を見直すため |
支援の方法 |
・健診の結果の送付とともに情報提供用紙が送付、説明会での情報提供用紙の配布、ネットを利用してパソコンで観ることができる場合もあります。 |
支援の内容 |
・メタボリックシンドロームや生活習慣病に関する基礎知識
・生活習慣に問題点があった場合にそれがどのような生活習慣病を
引き起こすか
・食生活や運動などのエネルギーバランスの具体的な改善方法
・料理や食品のエネルギー量(カロリー量)
・生活活動や運動によるエネルギー消費量(カロリー消費量)
・質問票をもとにした具体的な改善方法 |
社会資源 |
・身近で利用することができるスポーツクラブやジムなどの運動増進施設や、健康に配慮したレストランなどの飲食店の紹介など |
それでは次のページでは、特定保健指導の「動機づけ支援」について見ていきましょう。
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