高血圧の合併症

- 高血圧の合併症と基礎知識について解説

高血圧の合併症

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高血圧(こうけつあつ)について解説しています。高血圧は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高血圧はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高血圧について理解して、高血圧の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高血圧を予防できるようにしましょう!
 高血圧について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高血圧の症状A〜高血圧の合併症
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     高血圧の症状A〜合併症


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高血圧になっても、自覚症状がほとんどないということは、前のページでも解説しました。

ただ、高血圧を治療をせずに放置すると、心臓や動脈に大きな負担をかけるので、高血圧により引き起こさせる他の病気である「合併症」が起こり、様々な症状があらわれてきます。

高血圧の合併症は、動脈の内側の壁が傷ついて、どんどんと硬くなってしまい、弾力を失ってしまう「動脈硬化」があります。動脈硬化になると、血管が破れやすくなったり、血管の中が狭くなって血流が悪くなります。

動脈硬化が脳の血管(細動脈)に起こると、脳卒中が起こります。脳卒中には、「脳出血」、「脳梗塞(のうこうそく)」、「くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)」、の 3つの病気が代表的なものです。

高血圧により心臓に起こる合併症としては、「心筋梗塞(しんきんこうそく)」、「狭心症(きょうしんしょう)」、などがあります。

太い動脈では、高血圧により血管の内側の壁に酸化したコレステロールが袋状にたまる「粥状硬化(じゅくじょうこうか)」が起こりやすいので、血管の血液の通る空間が狭くなったり、袋状に盛り上がったアテローム(粥状)が破れて血栓(けっせん:血のかたまり)ができて、血管をふさいで血液の流れを止めてしまうこともあります。

血管がつまる状態が脳や心臓で起こると、「脳梗塞」、「心筋梗塞」、「狭心症」、などになってしまいます。

また、高血圧により腎臓の細動脈(さいどうみゃく)に障害が起こると、腎障害や腎不全が起こる確率も高くなってしまいます。



それでは次のページでは、高血圧により発症する、「脳に起こる病気」、「心臓に起こる病気」、「腎臓に起こる病気」、についてくわしく見ていきましょう。

※次のページ「高血圧の症状B〜高血圧と脳梗塞」へ続く・・・・



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