※喉頭がんについて最初から見たい方は「喉頭がんとは?」のページからご覧下さい。
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喉頭がんの検査 |
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喉頭がん(こうとうがん)の検査は、内視鏡(ファイバースコープ)で調べます。内視鏡とは、細い管状のものの先端にカメラのついた器具です。
内視鏡により、病変(がんらしきもの)が発見されたら、次はその病変の組織を少し採取して調べる「生検(せいけん)」を行います。
がんがどの程度ひろがっているのかや、転移があるのかなどを調べるには、超音波検査、CT検査、MRI検査、などの画像検査を行います。
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喉頭がんのステージ・病期 |
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喉頭がんのステージ(病期)は、がんの状態やその広がりの程度、転移の有無などにより、6つの段階に分類されています。
それでは、喉頭がんのステージ(病期)について見ていきましょう。
▼喉頭がんのステージ(病期)分類
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・T期 -
T期は、Ta期、Tb期、に分けられています。
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・Ta期 -
がんが声帯の片側だけに存在している状態 |
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・Tb期 -
がんが声帯の両側だけに存在している状態 |
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・U期
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がんが声門の上部、または下部へ進んでいる状態 |
・V期 -
3cm以下のリンパ節転移が 1つある状態。 |
・W期
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W期は、Wa期、Wb期、にわけられています。
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・Wa期 -
がんが喉頭(こうとう)を突き破り、咽頭(いんとう)や頸部(けいぶ)にまで進んでいる状態。 |
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・Wb期 -
肺などの臓器へ転移している(遠隔転移がある)状態。 |
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