喉頭がんの症状は、喉頭がんの50%以上の人に初期症状として、声がかすれる、しわがれ声になる、などの症状が起こります。
癌(ガン)が進行してくると、食べ物を飲み込むときに痛む(嚥下痛:えんげ つう)、食べ物を飲み込むのが困難になる(嚥下困難:えんげ こんなん)、潰瘍(かいよう)による口臭、たん(血たん)、呼吸困難、などの症状を感じるようになります。
それでは、それぞれの喉頭がんの症状を見ていきましょう。
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声門上がんの症状 |
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声門上がんでは、初期の段階ではほどんど症状がありません。そして、声の異常としての症状ははあらわれにくいです。
癌(ガン)が進行してくると、のどの違和感・異物感、のどの痛み、食べ物を飲み込むときに痛む(嚥下痛:えんげ つう)、かゆみ、せき、たん(血たん)、などの症状ががみられるようになります。
さらにがんが進行すると、声がれ、呼吸困難が起こるようになります。
また首のリンパ節へ転移しやすいので、首のしこりからがんであることが発覚することもあります。
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声門がんの症状 |
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声門がんでは、声の異常があらわれるのが早いです。癌(ガン)が米粒ぐらいの大きさから声がかすれてきます。
ですから、声門がんは早期発見がしやすいのですが、しっかりと治療をしないと、症状はどんどんと悪化して、最後には声がまったく出せなくなり、呼吸が困難になります。
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声門下がんの症状 |
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声門下がんでは、初期症状は軽いです。がんが大きくなってくると呼吸が苦しくなってきます。
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