乳ガンの治療

-乳ガンの治療について解説。(乳がん・乳癌)

乳ガン治療

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも乳がん(乳癌・乳ガン)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、乳がんの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、乳癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     乳ガンの治療A〜薬物療法


※前のページ「乳ガンの治療@〜手術V」の続きです。
※乳ガンの治療について最初から見たい方は「乳がんの治療@」のページからごらんください。




乳ガン治療に用いられる薬は、「化学療法(抗がん剤治療)」、「ホルモン療法」、「分子標的治療」の 3種類に大きく分けられます。薬物療法を受けると副作用があり、その程度は様々です。



化学療法(抗がん剤治療)

乳がんでは、抗がん剤による治療の効果があらわれやすいです。手術前におこなう「術前化学療法」と、手術後に行う「術後化学療法」があります。


・術前化学療法

術前化学療法とは、手術前に抗がん剤により癌(ガン)を小さくする治療です。乳がんの場合、がんの直径が 3cm以上の場合、またはリンパ節への転移がある場合に行われます。

術前化学療法により、乳房を温存する「乳房温存術」を行うことが可能になります。


・術後化学療法

術後化学療法とは、手術の後や放射線療法の後に、再発を防止する目的で行われる治療です。使用される抗がん剤は様々な種類のものを併用(へいよう)するのが基本です。



ホルモン療法(内分泌療法)

約 6〜7割の乳がんは、女性ホルモンの影響を強く受けるホルモン受容体を持っています。ホルモン受容体をもっている乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)の刺激がガンの増殖に影響しているといわれています。

この女性ホルモンへの感受性が高い乳がんは、「ホルモン療法」が効果的です。乳がんの細胞の中の「エストロゲン受容体」または「アンドロゲン受容体」を調べて、女性ホルモンに影響されやすい乳がんであるかを判断します。

女性ホルモンに影響されやすい乳がんであることがわかったら、薬でホルモンを調節することで、がん細胞の発育や増殖をおさえます。ほとんどの場合、手術後に薬物療法として行われます。生理がある方と、閉経した方では、使う薬の内容が変わります。



分子標的治療(ぶんし ひょうてき ちりょう)

乳がんの約20〜30%は、がん細胞の表面に「HER2」というたんぱく質をたくさん持っています。「HER2」は、ガン細胞が増えるために必要な物質を取り込む働きがあるため、通常の乳がんよりも進行が早いです。

分子標的治療とは、この「HER2」のみに働きかける薬を使う治療法です。「HER2」の働きを抑えて、ガンが増えるのを防ぎます。



※次のページ「乳癌の治療B〜放射線療法」へ続く・・・・


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