※前のページ「乳ガンの治療A〜薬物療法」の続きです。
※乳癌の治療について最初から見たい方は「乳がんの治療@」のページからごらんください。
 |
乳がんの放射線療法 |
|
|
放射線療法は放射線を照射することでがん細胞を死滅させる治療法です。多くは温存療法の一環として行われます。
乳ガンで放射線療法を行う場面は、手術を行った後に転移や再発を予防するために行う場合(術後放射線療法)と、転移した癌(ガン)による痛みなどの症状を緩和するために行う場合です。
乳房温存術の場合では、温存した乳房に放射線を照射することで、がん再発の確率を下げることができます。
放射線は、がんのある場所やその状態により、照射する範囲や量が変わります。また、放射線治療を行うと正常な細胞にも放射線が照射されることになるので、放射線があたった正常な細胞にも影響が出てしまいます。
|