絨毛がんの治療

-絨毛がんの治療について解説。(絨毛ガン・絨毛癌)

絨毛がん治療

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも絨毛がん(絨毛癌・絨毛ガン)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、絨毛がんの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、絨毛癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     絨毛がんの治療


絨毛がん(じゅうもうがん)の治療は、外科療法(手術)化学療法(抗がん剤治療)の2つが主に行われます。身体の他の部位に転移した場合には、放射線療法を行うこともあります。



外科療法(手術)

手術により絨毛組織(じゅうもうそしき)を除去する方法は、「子宮内容掻爬吸引除去術(しきゅう ないよう そうは きゅういん じょきょ じゅつ)」と「子宮の全摘術」があります。状況によって、卵巣や膣(ちつ)の一部も切除することがあります。


・子宮内容掻爬吸引除去術
 (しきゅう ないよう そうは きゅういん じょきょ じゅつ)

子宮内容掻爬吸引除去術とは、子宮内に増殖した絨毛組織を取り除く治療です。子宮の入口を開いて、小さな真空吸引器具を使って行います。さらに子宮の壁の内側をひっかいて、子宮内の絨毛組織が残らないようにします。

子宮内容掻爬吸引除去術は、胞状奇胎(ほうじょうきたい)の場合の手術方法です。


・造影検査とX線検査

上で解説しました「子宮内容掻爬吸引除去術」は、胞状奇胎(ほうじょうきたい)の手術方法で、胞状奇胎の治療はこの手術で終わりです。ただ、絨毛組織が子宮の壁の中へ侵入していたり(侵入性胞状奇胎)、肺などへ遠隔転移している場合もあるので、子宮の壁の状態を検査する必要があります。

子宮の壁をしらべる検査として、子宮の血管に造影剤(ぞうえいざい)を注入して、子宮の壁の状態を調べる「骨盤内動脈造影検査(こつばんない どうみゃく ぞうえい けんさ)」と「胸部X線検査」を行います。

胞状奇胎(ほうじょうきたい)の治療をした方の 約10%が、後に「侵入性胞状奇胎」、「絨毛がん(じゅうもうがん)」を発症しているというデータがあります。


・子宮の全摘術

子宮を全て摘出する手術です。通常では卵巣は摘出しませんが、状況によって、卵巣や膣(ちつ)の一部も切除することがあります。



化学療法(抗がん剤治療)

化学療法とは、口から取り入れる薬や血管への注射(静脈注射)により、抗がん剤を体内に取り入れる治療です。抗がん剤は血液により全身に運ばれて、がん細胞を減少・消滅させます。

絨毛がん(じゅうもうがん)には抗がん剤がよく効きます。手術の前や後、また抗がん剤だけの治療を行う場合もあります。



放射線療法

放射線療法とは、高エネルギーのX線をがん細胞に照射して攻撃することで、がんを縮小させる治療です。絨毛がん(じゅうもうがん)が、身体の他の部位に転移した場合には、放射線療法を行うこともあります。



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