膵臓がん

-膵臓がんの症状・治療・予防について解説。膵臓ガン・膵臓癌

膵臓がんとは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でもすい臓がん(膵臓がん)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、すい臓ガン(膵臓ガン)の様々々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、すい臓癌(膵臓癌)を予防しましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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すい蔵がん 一覧へ 膵臓がん(すいぞうがん)とは?
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     すい臓がんとは?


膵臓(すいぞう)とは?

膵臓(すいぞう)は、へその少し上のあたりにある、バナナの形のような臓器です。膵臓を三等分した右の部分を「膵頭部(すいとうぶ)」、真ん中の部分を「膵体部(すいたいぶ)」、左の部分を「膵尾部(すいびぶ)」といいます。

膵臓の働きは、膵液と呼ばれる消化液により食べ物の消化を助けたり、血液の中の糖分(血糖)をコントロールするインスリンというホルモンを分泌したりします。



膵臓がんは治りにくい

膵臓がんの 約3分の2 が膵頭部(膵臓の右側)にできます。膵頭部(すいとうぶ)は、胃や腸などの大切な臓器や血管と近くに接するようにあるので、手術が難しい部分です。

また、がんの性質からは、膵管がんその他のがんに分類されます。その他のがんとは、「粘液産生膵がん(ねんえきさんせい すいがん)」、「嚢胞腺がん(のうほうせん がん)」、「腺房細胞がん(せんぼう さいぼう がん)」、「ランゲルハンス島細胞がん」などです。

膵管がんは、すい臓がん全体の約80〜90%を占めています。膵臓のその他のがんよりも、膵管がんは悪性度が高いという特徴があります。

がん(癌)は体の色々な場所に発生しますが、その中でも膵臓がんは治りにくいがんです。

膵臓がんが治りにくい理由は、膵臓が体の深いところにあるので、検査によって早期発見が難しく、さらに早期では自覚症状がほとんどないからです。

治療手術以外に有効な治療がないのですが、早期発見が難しいため、発見されたときにはすでに進行していて、手術ができない、ということも多いです。手術しても再発する可能性が高いです。



増加する膵臓がん

膵臓がんで死亡する方の人数は増加しています。年間で 2万1000人以上が膵臓がんで亡くなっていて、がん(癌)の部位別での死亡者数では 5位、全てのがんでは、約 6%が膵臓がんで亡くなっています。

膵臓がんの方は増加した原因は、食生活の欧米化と、検査技術が上がったために膵臓がんの発見数が増えたことなどが考えられます。

膵臓がんの検診は、胃ガン子宮ガンなどに比べてあまり行われていません。さらに自覚症状もほとんどないので、膵臓がんが発見されたときにはすでにかなり病状が進行していることが多いです。

膵臓がんの手術でガンを切除できた方は、膵臓がん全体の約40%と低いです。



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