膵臓がんの治療

-すい臓がん・膵臓がんの治療について解説。

膵臓がん治療

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でもすい臓がん(膵臓がん)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、すい臓ガン(膵臓ガン)の様々々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、すい臓癌(膵臓癌)を予防しましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     膵臓がんの治療B〜放射線療法・化学療法


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すい臓がんの放射線治療

放射線治療とは、癌(ガン)に放射線を照射して治療する方法です。がん細胞の増殖を遅らせる、がんの縮小、手術後に残ったがんを消滅させる、痛みを緩和、などの目的で行います。体の外から放射線を照射する「外部照射」と、手術中におこなう「術中放射線照射」があります。

膵臓がん(すい臓癌)での放射線治療は、手術している時に放射線をあてる「術中放射線照射」を行う場合があります。

そして、放射線と抗がん剤を併用する「放射線化学療法」が行われる場合があります。これは、切除ができない局所進行がん(きょくしょ しんこう がん)に対しては標準的な治療となりつつあります。

そして、手術の前や後、また肺や肝臓への転移があったときなどにも放射線化学療法が行われる場合があります。

手術前に放射線化学療法をすると、ガンが縮小して切除できなかったガンが切除できるようになることもあります。



すい臓がんの化学療法(抗がん剤治療)

化学療法とは、抗がん剤を体内に投与してがん細胞を殺す治療法です。一般的な方法は、点滴、静脈注射、筋肉注射、錠剤の抗がん剤を服用、などにより抗がん剤を体内へ入れます。

抗がん剤の使用方法は、1つの抗がん剤を使う場合と、2つ以上の抗がん剤を使う場合があります。

すい臓がん(膵臓癌)は特に抗がん剤に抵抗性が強い癌(ガン)です。ですから、すい臓がんの化学療法は抗がん剤での効果がほとんど期待できないので、抗がん剤での治療はしないことが普通でした。

しかし、「フルオロウラシル」という抗がん剤と放射線を併用することで、がんを手術で切除できない方の延命効果があることがわかっています。

そして、2001年に認可された「ゲムシタビン」という抗がん剤は、すい臓がんの治療に標準的に広く使われています。

ゲムシタビンとは、抗がん剤として使われる含フッ素ヌクレオシドの一種で、すい臓がんの痛み(疼痛など)を和らげる働きがあります。そのため、生存期間の延長効果も期待できます。しかし、癌を完全に消し去るには至らないといわれています。

さらに、TS-1(ティーエスワン)という抗がん剤が2006年8月10日から新しく膵臓ガンに対しての保険適応が認められて使用できるようになりました。

TS-1(ティーエスワン)は内服タイプ(飲み薬)の抗がん剤です。治療効果のほどはは、まだ評価段階ですが、膵臓がん治療の新たな選択肢となりました。

その他、膵臓がんで使用する抗がん剤は、「シスプラチン」、「マイトマイシンC」、などの薬剤です。

補助化学療法として、手術後に抗がん剤を利用することもあります。



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