腎臓がんの検査と検診

-腎がん・腎臓がんの検査と検診や基礎知識について解説。

腎臓がん検査検診

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「腎臓がん(じんぞうがん)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、腎臓ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、腎臓癌をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
腎臓がん 一覧へ 腎臓がんの検査と検診
 スポンサーリンク
     腎臓がんの検査と検診


腎臓がん検査は、「尿検査」、「血液検査」、「画像検査」を行います。

尿の検査では、尿の中に血液があるかどうか、またがん細胞があるかどうかを調べます。

画像検査では、超音波検査CT検査、血管造影検査(静脈性腎盂造影・腎動脈造影)などで腎臓の形の様子や動脈の状態を調べます。

また、尿検査や血液検査では腎臓がんであるかはっきり確定することができないので、腎臓がんの可能性がある場合は画像検査を行います。



腎細胞がんの検査

腎細胞がんの検査は、「血液検査」、「尿検査」、そして、「超音波検査」、「CT検査」、「MRI検査」、などの画像検査が行われます。骨への転移を確認するには、「骨シンチグラフィー」を行います。

動脈に造影剤(ぞうえいざい)を入れて腎臓の形の様子や動脈の状態を画像で見ることができる「血管造影検査」は、体への負担が大きく、またしっかりとCT検査を行えば血管造影検査と同じぐらいの情報が得られるので、CT検査で診断がつかない場合以外は行われません。



腎盂がんの検査

腎盂がん(じんうがん)の検査は、血尿がある場合は、「膀胱鏡検査」により、出血しているところがどこなのかを調べます。

そして、尿にがん細胞があるかどうかを調べる「尿細胞診検査」を行います。

腎臓の機能に問題がなければ、「経静脈性尿路造影(排泄性腎盂造影)」を行います。静脈内に造影剤(ぞうえいざい)を注入して、それが腎臓から排出されるときに、X線撮影を行います。この検査により、造影剤が腎臓から腎盂(じんう)や尿管に排泄される状況や、腎盂の変形、腫瘍があるかどうかなどの異常がわかります。

また、超音波検査により、腎盂にがんがあるか、水腎症(すいじんしょう)を発症していないか、リンパ節への転移があるか、などを調べます。(水腎症とは、尿の流れが妨げられることで、逆流した尿の圧力が腎臓にくわわるために、腎臓が尿で拡張した状態のことです。)

以上の検査によって異常が疑われた場合は、「逆行性腎盂造影(ぎゃっこうせいじんうぞうえい:RP)」が実施されます。逆行性腎盂造影とは、膀胱(ぼうこう)から尿管・腎盂内にカテーテルを挿入して、直接造影剤を入れてX線検査を行う検査です。

他にも、「腎盂尿管鏡(内視鏡)」、内視鏡を使って細胞(組織)を採取して調べる「生検(せいけん)」、がんの転移があるかどうかを調べる「CT検査」、「骨シンチグラフィー」、「胸部X線検査」、などを行います。



スポンサーリンク


次のページ「腎臓がんの治療@」へ進む
前のページ「腎臓がんの症状」へもどる

腎臓がん 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved