早朝高血圧

- 早朝高血圧の正体について解説

早朝高血圧とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高血圧(こうけつあつ)について解説しています。高血圧は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高血圧はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高血圧について理解して、高血圧の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高血圧を予防できるようにしましょう!
 高血圧について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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早朝高血圧とは?
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     早朝高血圧とは?


早朝高血圧(そうちょう こうけつあつ)とは、早朝に血圧が異常に高くなってしまうものです。

血圧は 1日の間で、上がったり下がったりを繰り返しています。普通、寝ている間は血圧は下がっていますが、朝は体を活発にする交感神経が働くので血圧は上がってきます。そして早朝高血圧ですと血圧値が正常値を超えて上がりすぎてしまうのです。



早朝高血圧の2つのタイプ

早朝高血圧には、「早朝上昇型(ディッパー型)」と「夜間持続型(ノンディッパー型)」の 2つのタイプがあります。

早朝上昇型(ディッパー型)」とは、朝起きた直後から血圧が急上昇して高血圧になってしまうものです。

夜間持続型(ノンディッパー型)」とは、寝ている夜間から早朝にかけて高血圧が続く状態のものです。

夜間持続型は加齢とともに増えてきます。早朝高血圧でも夜間持続型のほうが危険度が高く、動脈硬化や心肥大(しんひだい)になりやすく、脳卒中脳梗塞脳出血)や心筋梗塞(しんきんこうそく)になる確率が増加します。心不全、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群の方の多くがこのタイプです。



早朝高血圧であるかを調べるには・・・

早朝高血圧であるかどうかを知るためには、自宅で血圧を測ります。朝と夜の血圧を何日間か繰り返して測定します。

早朝高血圧とされる血圧値は、家庭血圧の基準である「135/85mmHg」を超える場合です。



早朝高血圧と注意点

早朝高血圧の人は、朝起きてからすぐに立ち上がらずに、布団の中でしばらく安静にして軽く身体をほぐしてからゆっくり起き上がりましょう。

そして、寒さも血圧を上げる原因となります。特に冬などは、暖かいところからいきなり寒いところに出るのは危険です。暖房をつけて部屋を暖めてから活動したり、起きたらすぐに暖かい上着を着るなどして、身体に急激な負担をかけないようにしましょう。



モーニングサージとは?

早朝の血圧値と夜間の血圧値の差が大きい状態を「モーニングサージ」といいます。朝起きてから 1時間〜1時間半くらいの間に起こり、心筋梗塞脳卒中などになる確率が高くなるといわれています。



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